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Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

図解!労働保険納付!

2007.06.11 カテゴリー: 仕事日記

社労士か!!
と、自分でつっこみたくなりますが、今日が申告・納付締め切りだった労働保険について、昨日チマチマ計算しておりました。意外にすぐ計算できたのでここで発表してみようと思います。
 
 →てか、労働局のマニュアルわかりにくいぞ!!
   マニュアルは日本が誇るマンガに!!
 
もとい、
こちらの図
が労働保険納付の流れを絵にしたものです。
どうでしょうか?
 
その年の見込み保険料を年度初には収めてね。
あまったら返すよ。

 
と言う、お上が考えた優良取立てシステムです。さて、流れがわかったところで
 
こちらのエクセル
 
を参考に計算してみましょう。
(資料は高年齢労働者などオプションは考慮していません)
→このシートに、各社員の総支給額を入力し、印刷。
 (交通費とか賞与も含める。詳細は各自調べて)
よろしくお願いしま〜す。
労働局様にビビらずにこやかに申告に臨むと、
優しい係官が親切に書類に転記してくれます。
 
それではここから、
 
平成18年度の株式会社レップワンを題材に
 
演習してみます。
平成18年度の保険対象金額は、
保険料・拠出金算定基礎額(ア):\21,358,000
でした。
 
多いですか?少ないですか?いまいちわかりません。
スタッフは少ないと言っていますね。おら働け〜!
 
さて、
先ほどの金額には下記の2つの保険料がかかります。
 
平成18年度
確定労働保険料(1000/24) (イ):\512,592
確定一般拠出金(1000/0.05) (ウ):\1,067 ・・・アスベスト関連 
おっとしかし
レップワンでは平成18年4月に、その年の見込み納付つまり、
 
申告済み概算保険料額 (エ):\334,752
 
しか収めていませんでした。大変。平成18年度はスタッフが増えたり、報酬が上がったので支払った報酬が増え、保険料も上がったようです。
 
ということは、18年度確定金額から、
 
差し引き額 (オ):\177,840 = (イ)\512,592 - (エ)\334,752
 
を収めなければいけません。
さて、お役所さまも忙しいですから、手っ取り早く会社の未来を知りたがるのです。社会保険完備の善良な企業市民レップワンもその対象となります。
そこで、
 
平成19年度の概算(見込み)保険料
 
を出さないといけません。
ここはひとつ、対象総額は18年度と同じものとして出しましょう。
 
保険料・拠出金算定基礎額(ア):\21,358,000
 

 
平成19年度
概算労働保険料(1000/19.5) (カ):\416,481
 
で数字が出ました。
 
ここで?です。上の数字が 19.5/1000 に変わりました。
そうです。平成19年4月から雇用保険の料率が変わったからです。
19.5/1000の 内訳は、
事業者負担:9
労働者負担:6
助成金など:4.5 (そんなようなことを係官が言っていた)
 
です。
はい!数字がそろい、実に簡単に
 
今回の納付金額が出ました。
 
答えは、
差し引き額(オ):\177,840

平成19年度労働保険料(カ):\416,481

平成18年度確定一般拠出金(1000/0.05) (ウ):\1,067
でトータル、
 
595,388円
 
です!意外と簡単でしたか?
 
ちゃんと本日、支払ってきましたよ。
スタッフから毎月あずかっているものですからネ。
 
てか、私の主業務は保険申請じゃない!売上とサービス作らないと。全国のこういう事務処理者のためにもわかりやすいフローと書類の準備をお役所様はお願いします。あと、内訳には助成金の負担も含まれているらしいということを初めて知りました。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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