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人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社

Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

要は「考え方」なんです。

2009.06.15 カテゴリー: 仕事日記

山澤社員のエントリーはいい傾向だな、と思いました。
 

誤解を招きやすいタイトルですが、先日読んだ本です。
 

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
 

この本の、「できる、できない」は仕事のことではありません。
 

モノゴトに対する考え方、アプローチの違いを「できる、できない」と書いています。つまり、一つの仕事に対して、
 

「できる」だろう。やってみよう。
 

なのか
 

「できない」だろう。やりたくない。

 

だけの差で、仕事に対する連鎖反応が違ってくる。その違いはどこから生まれてくるか、ということを書かれています。読書メモから少し要約抜粋します。
 

===
p.110
自分を信頼できるか否か。これは物事を考えたり、行動を起こす上で、その方向性を左右する決定的な要素である。

p.115
できる人は常に未来に向けて「How」を意識するが、できない人は「Reason」を意識する。

p.216
できる人はできない人に、ライターで着火しようとするが、やる気は与えられるものではない。
===
 

「温度差の分解」という点で、一読の価値はあると思います。
 

できる思考になるには、小さくても成功体験を積み上げて、
 

「できるはず。どうすればできるか」
 

その考え方ですべての事象に当たっていけば、いい循環が生まれます。そこで先週末、社内で管理職MTGを持った時に、初めて会う人間もおりましたから自己紹介に、
 

「過去の成功体験を1つ交えて、自己紹介するように」
 

と伝えました。
 

そうしたところ、1人が仕事の直接的な結果で、他は仕事の結果がプライベートに与えた結果だったり、学生時代のことだった。つまり、仕事上での成功体験が1番ではないということ?
社会に出て10年以上、学生時代を超えなければ!
 

「この時期は仕事したなぁ!」
 

が必要なんです。
 

今月の日経トップリーダーのp.009にもワコール創業者(塚本 幸一氏)の言葉がありました。以下引用。
 

「絶対に人は人を使えない。人は人を変化させられない。例えばある人が別の人から感化されて、その人がものすごく変わったとしよう。それは、その人自体の意思で変わったんであって、催眠術のように変えられたわけではない。」
 

今、少し「やりたい感」への変化の兆しが社内に見え出しました。私も管理手法を以前から変えています。本気であたることへの胎動を感じます。
 

さて会社においては、
 

「会社を信じて、自分を信じてやったろうやないか」
 

という人間を集めて、育ててナンボです。
成長企業の必須事項だと思います。
その「土台」の上で、稼ぐためにどうするかを考えていかないといけない。
もちろん、ビジネスモデルや商品、サービスありき、もあるでしょう。
 

間違いなく、「企業はヒトなり」。また、「企業は経営者次第」でもある。
 

圧倒的な情熱+読み解く力が必要なのかな。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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