マドンナの旦那さんが監督の映画、「シャーロック・ホームズ」を見ました。アクション的映画、展開も早く、2時間超、トイレに行くこともなくとても面白かったです。できる男同士のキズナはステキだ。
さて、その前になんばパークスの居酒屋で食事をしました。最初にお通しが出てきて、
「このトレイから何皿お召しあがっても、同じ料金です」
と。おぉ、最近はそういうものか・・と見ると、特段に食したい皿はない。どこか気になったのでメニューの隅にあるであろう、お通し代をチェックしてみると・・・
おひとり様525円!
マジか。食べるつもりもない皿に2人で1,050円はきつい。連れに、「断ってみていい?」と聞き、おずおずと店員さんに、
「お通しって、断れるんですか?」
「大丈夫ですよ。」
「すいません、他のもの頼みますんで・・・」
なんでこっちが謝らなアカンのか、そういうときは「ありがとう」と言わんと。ともかく、
「お通しは、断れる」
と知った貴重な回でした。さすがにBARなどでのテーブルチャージは断れんだろうが、お通しという一品は、もともと注文した品ではない。連れに聞くと、「友人はしょっちゅうやっている」とのこと。女性は強し。
そこで会計の段。
「合計7,000円」とのことであった。もし、言われるがままお通しを食べていたら、お会計は「8,000円」客単価が1割以上簡単にUP!!クロスセルか、お通しマジック!
「あんたっていつも、この店のオペレーションとかレイアウトとか賃料とか、客単価とかばかり言いながら食べているけどたまには、“おいしい”とか言えないわけ?」
との連れの言葉に、「私は常に、ビジネスのシャーロック・ホームズを目指す」と心の中でうそぶいていたのでした。