組織変更に伴って、
「管理職以外の職名は全員、” ITアーキテクト” でいいじゃん。ITをデザインする。ITに使われない人材ってことだよ。」
と社内に言ったら、「意味わかってんですか!?荷が重いです!!」と返ってきた。当然、会社法に則る役職は異なるが、従業員の場合、労務管理上、法的には、
「管理職であるか、否か」
が焦点であり、職名・職種などは会社によってまちまちだ。
「コンサルタント」など言ったもん勝ち。その名称や肩書きによって社内の賃金制度とリンクしている場合もあるだろうが、さすがに名刺に「課長 その中でもAクラス」などというのは見たことがない。つまり、名刺の職名というのは社内の決定権限を表現する以外は、自由でないかと思ったので、
「ほんなら、一人一人好きな名前をつけたらいい。それを名刺に刷るから」
としたところ、下記と返ってきた。
A:ITマネジメントイノベーター
B:ITコンサルタント
C:テクニカルセールス
D:ソリューションプランナー
E:ITイノベーター
F:肩書なし(本人希望)
G:システムキーパー
H:ITエンジニア
I:考え中
見事にカタカナばかりだ。わかるような、わからないような。
社員それぞれの個性や意気が出ているかな。 シャレでもいいから、
「超関数得意人材」
「障害解決請負人」
「宴会神」
とか、一人くらいいても面白かったが。
ただ、どこか期待できるような感じはありました。 そこで
「つまり君は、この職名のもとに、顧客に付加価値を与え、お金を頂くことができるわけだ」
と、全員にスタッフブログでその職名の命名理由を書くように指示しました。楽しみです。なお、私自身の肩書きは、「創立者(Founder)」が気に入っています。
理由:会社を創った人だから。