集合研修に出て、
「他社社員よりウチの社員はよく発言し、ひっぱり、優秀だと思う。」
と言う意見があり、頼もしいことだ。しかし比較する相手は、
「他人から言われたことをやり続け、そのことに疲れた社員」
ではなかったか。
「言われなくても120%以上の発想や行動ができる社員」
との比較であったのか?
「言われたことしかやらない社員」
「言われなくてもできる社員」
残念ながら会社は、その両者をひきつれて結果を出さなければいけない。その両者の違いなど、ボタン一つのようなもので、会社次第、上の人間次第でどちらにも化ける可能性はあるのだろう。
ただし、肝心なのは他との比較ではない。事業でも他社を意識しすぎる活動より、自社の道を拓くことを意識すべきだと思う。必然的に差別化になる。他社社員をモノサシにするより、自社がどうなのか、を考えないといけない。