今日は、淀川でのハーフマラソンの開催日でした。
開催かどうかわからなかったので朝、案内状に電話番号を見ると書いていない。そこで、携帯電話でネット検索すると親切な方がブログで書いていてヒットする。なるほど、便利だ。
10kmに参加です。今回はペースを落として軽く走ろうと思ったんですが、スタートに立つと
「よし、自己ベスト目標。1km4.5分でがんばってみよう。お気に入りもipodに入れてきたぞ。」
結果は、45分53秒でした。音楽の力は強い。
あいかわらず、
「折り返しはまだか。あと〜kmか」
とブルーになりながら走っています。
私はserious runner ではありません。しかしこういった、イベントに参加することやランニングには以下のような効果があります。
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○イベント参加
・2,3日前からは禁酒を心がけるので、節制に気を付けれる。
・タイムや他参加者があるから、面白い。
・知らない土地を知れる
○ランニング
・走っている最中に、仕事などへのインスピレーションがある
・日頃の運動不足解消、健康への意識
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そして、意志がちょっと強くなれたと感じ、
できるようになったら楽しい、その次が見える。
ことです。
「もうあかん、歩いてしまおう。(たいてい6kmあたり)」
と思うんですが、
「いやいやちょっと待て、もうひと頑張りや。ほかの人も頑張っているやん」
と言い聞かせながら、どこか自分に負荷をかけてゴールができることへの達成感です。小森先生のモチベーションアップの3要素そのまま、
・プライド
・チームワーク(これはチームで参加する場合)
・ライバル
の存在です。ゴール後もヘタレコムという具合でもないので、
「もっと、いけたんかな〜」
とも思いつつ、
「仕事もこれくらいガマンできればいいのに」
と思います。
さて、今日の10kmでまだ余裕があったときは、例の地震の対応について考えながら走っていました。スタッフやマネージャが、自分の価値観で当社発信源から意見を出してくれていることはうれしいことです。
佐藤MGの意見には賛成です。大阪は特に普通の生活です。民放メディアやネット上はこぞってあおっていますが、原発にしても東北地方にしても、
「今までは気にも留めなかった箇所に対して、結果論、推測論ばかりのやりとり」
に非常に疑問を感じます。
普段は気にもしないのに、いったん不利益が発生すると、とたんに攻撃者になる、というのは人間の性なんでしょう。
「対案無き批判、行動無き理念は無意味」
だと思います。本田宗一郎氏は、
「理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である。」
と言っておられましたね。メディア各局のbias のかかった想像力豊かな報道より、
「緊急災害時には、NHKのみを報道機関とする。」
でいいと思います。重点放送されている以外にも被害にあった地域はたくさんあります。その規模に応じて、局を増やしたり、地域分担制にするとかは必要でしょう。もしくは、定点カメラを充実させる、などです。情報源がいくつあっても、そこに真実がないなら意味はないんではないでしょうか。
あとやはり気になったのが、
「もし大阪で起きたらどうなるか。」
ということです。今回の地震では、皆の良心もさることながら、皆それぞれの対応が必要です。私は、11日に報道を見て
「代表、法人としての対応を間違えると社内外から信用を損ないかねない」
と思いました。良心と同時に、理屈があったことは事実です。
「ボランティアに行ってくるわ!」
でもいいでしょうが、会社は聖人ではなく、利益を上げることを目的とする営利法人です。
「会社つぶしたけど、いい人だったよね〜。」
では社長として全くもって失格です。
そのため、14日に対応のための情報収集をしてから動きました。
人間は、
「忘れんぼう、さびしんぼう、なまけんぼう」
とおっしゃった方がいました。その方はサイバードの会長さんです。サンソウカンの講演で聞きました。当時のメモがブログにありました。
亡くなった人の数なら、3万人を超える年間の自殺者数のほうがOECD加盟国でもトップで一番多く、交通事故でも5,000人に近い命もなくなります。
災害という事実は事実。
命の大事さを問うなら一過性のものにせず、自分たちで支えているはずの日本の矛盾をすべてただすぐらいのつもりで、
Japan has changed from 11th Mar 2011 !
と言えるぐらいになるべきではないでしょうか。
その明確な目指す先があるから、「がんばろう日本」です。