今日の昼食は、大学の先輩としていました。
会話のなかで先輩が、
「娘は朝練のため毎朝6時に起き、毎日7時に出ていく。それをオレは毎日見送る。」
というころがあり、
「へ?なんでですか?」
となると、娘さんは全国でも超強豪の器械体操部にいらっしゃるとのこと。器械体操といえど、下手をすれば死ぬし、半身不随だし、骨折でいいほうだ、とのこと。
「福田さ、器械体操の失敗映像とかでスゲーぞ。 マジ死んだ、と思うもん。俺は子供には、
”自分の頭で考えろ”
だけしか言ってない。娘がそれが望みなら、止めはしないよ。」
ほかにも、奥様のご実家の家業(社員100名以上)を自ら陣頭指揮を執った話のエピソードなど、詳しく聞きました。
ヒェェェェ!!!めちゃかっこいい。
いままで、
「先輩、目がいつも笑ってないですよ」
とか茶化してばっかだったのに、サラサラっと経験を言いのけてしまう。
甘い、自分はことごとくあまい・・・と深く深く認識しました。
先輩の娘さんは、今週末の近畿大会にインハイのレギュラーをかけた出場をします。本当は足を痛めているのに。これ以上足を傷めたら、はく離骨折が起きて1年間、選手生活を棒に振るのに。でも、コーチにも言わず、その演技にかけるんです。
生きるとは、こういうことではないんかな・・・。
と、金融商品の世界でトップ成績を出し続ける先輩の、相手を射抜くまなざしの先に、愛を見ました。