双方、面従腹背である
まず最初に言っておきたいのが、従事側だけではなく、会社にも落ち度はある。
採用した以上、
「適材適所」
を行うべきであり、そこのポジションを用意できないというのは会社のスケールの問題だ。どちらだけが悪い、というものではないが。
「期待して入った会社と現実のギャップ」
が、
「会社が悪い!」
という、
「一方的な被害者意識」
が、ンコチャンを別の方向に走らせる。別の努力をすればいいのに。
また、個人的な恨みもあるのだろう。
感情と理屈がセットで動くタイプの私は(攻撃を)必要以上に買ってしまうタイプだ。
双方がよりよい方向に向かうために
早期発見、早期解決、対話。
のチェックポイントを書きたいと思う。
どんな人間を見極めるか。
・ロウキに行く人(これって残業代でてないジャン)
・労働局に行く人(これって偽装請負ジャン)
いわゆる、会社の「手間と費用を増やしてくれる人」。
当然、法律は守らなければいけないのだが。
労働局は手が足りていないので、自ら監査で指導することはほぼない。
「定期指導」はある。
つまり、「チクリ」が彼ら(労働局)の初動の大部分である。チクリは
・申告
・公益通報
・情報提供
という分類となる。
ンコチャン に共通する傾向、プロファイリング
私の経験と、事実の収集から以下を挙げておこう。
■環境
・中流家庭でそれなりの教育を受けている。
もしくは、
・環境に恵まれている。幼少、特に、小中程度までの学歴、育ちはよい。
・が、高校大学になると、
・大学中退
・いい高校から専門へ
と、「コンプレックス」を抱えがちな経歴となる。
■キャリア、資格
・転職回数が多い
保険業界の採用基準
「20代なら2社まで、30代なら3社まで、40代なら4社まで」
を超えている。
つまり、なんらかの問題が起きるから転職を繰り返しているわけだ。
MKタクシーなどは、「他会社にいた運転手は採用しない」
という明確な基準がある。IT業界ではなかなか難しい。
・資格
会社の主業と関係ない資格をいくつか持っている。
「知的探究心」が、「義侠心」に変わりがち。
特に、「行政書士」などは危険。
会社の主業に関係ない資格は、評価する必要はない。
■つまり、
「オレはもっとできるが、なんでかハケン社員」
という人間は、恒常的に不満を抱いており、典型的である。
・学歴弱者は「そういうもんだ」という割り切り、あきらめ?があるから
あまり問題にはしてこない。
■仕事において
それなりの教養、経験を持っているので、「ハケン程度」の仕事なら
短い時間で一定の成果をソツなくこなす。一定の評価を得た後、
・静かに弱く、ただ確かに、権利主張をする。
むしろ声高に言うものは、その場で対応するから安心である。
「これって、?では」
という言葉を発する者に要注意。
会社側が「静かだな」と後回しにして、忘却をすると
どんどん地下で大きくなっていく。
・自己判断、自分の周りにだけ了解を取り付けた行動
「〜さんに許可をもらいましたので。」
「以前、こういわれました。」
と、会社側が及ばない範囲、過去の言った言わないを主張する。
会社はそこまで構っていられないので、黙認しがちとなる。
言質を取ること。証跡は逐一、資料で整理していこう!!
・勤怠時間、交通費の申請が自己都合(虚偽の可能性)
チェック機能が働いていないと、黙認状態となる。
黙認=その字のとおり、「認めた」ということになる。
目を光らせること!
手間でも確認し、間違いは文書で指摘しよう!
口頭では証拠にならない。
「注意をした」という明確な実績が大事である。
・低レベルな事への謝罪、改心の口上はうまいが、
都合の悪いことには、返事/返信なし。
いったん張ったレッテルは、はがすな。信じるな!
低レベルとは、勤怠や、会社からの指摘注意事項ということ。
普通の人間は、謝罪しなければいけないようなことはしない。
その時点で、何かがおかしい。
見せかけの謝罪の間にも、彼らの準備は進んでいる。
「会社と共に」など、美辞麗句を謝罪と共に言い出したら、
ますます疑え。
罪人が、刑の軽減のためになりふり構わないのと同じだ。
本当に悪くないなら、主張を最後までするだろう。
ところが、どこかでコロリと態度を変える。
負ける、負けたとわかったら、方針を変えるのだ。
「本当に悪い」と思っていたら、必要以上に声にはしない。
サギ師ほど、口上が多いのと同じだ。
また、都合が悪いことには返信をしない。
反論できるほどの知能は持っていないから、
「法律という印ろう、トラの威」
を借りだす。
現場とかい離したトラの一例
・派遣法
事前面談の禁止:どうやってヒトを判別する?
派遣先経歴書だけでカネ払えるか?
・請負
指揮命令の禁止:指揮命令=派遣とみなす
どうやって品質管理するの?
私の結論
日本の商慣習の中では、人だしは突っ込みどころ満載。
喜々とした、人権派監督省庁が突っ込む。法律創る。
で、仕事が停滞する。
実態を取り締まるより、不当な手数料をせしめんとする
業者、商流はいかがなものか?
人権うんぬんより、従事者の能力をあげる必要性。
本来は、有期労働者の賃金は無期労働者より、
「その期間の賃金」は高くないとおかしいはず。
「同一労働、同一賃金」などの制度化。
とか。前向きな制度を作ってほしいものだ。
・で、退職。一通の封書、電話が届く。
後ろ向き活動の開始、となる。
大事なことは、つっこまれるようなことを会社として、しない。
戦い以前の問題で、防御は固めたうえで戦場に赴くべきである。
・法令に反していないか
・就業規則で、緩いところはないか。
対話は必要か?
あなたが夜回り先生、情熱野郎なら、対話も必要だし、好きでやる分には止めない。
が、
・三つ子の魂、百まで。
・他人と過去は変えられない。
のも事実。変えれるのは自分自身なのだ。ンコチャンだとわかったら徹頭徹尾、
「ハレモノに触る扱い」
でよいのではないだろうか。
爆発物=キケン。
連帯、ユニオン etc いつどこから、新たな竹やりを持ち出してくるかわからない。
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ノウハウを書いたが、
私の本音はもちろん、労使双方が、共通の目的のためによく働くことだ。
でないと、共倒れになる。「怒り」などではない。
従業者は会社を使って、自分を高めるべきだし、会社も同様だ。
人材こそ、貴重な経営資源だ。
しかし、一定のDQNのために、健全な他スタッフの時間や、カネがかかる
ことに非常に憤りを感じる。
そのンコチャンを守るための、低レベルな争いをさせる法律設定にも問題がある。
彼らがいなくなることは、絶対にない。
が、なにかいい方法はないものだろうか。