何をしたいのか?目的、目標、手段は何か。
PMをしながら、他案件の提案書を書いたりアドバイスする。
プロジェクトは、先が見えた。メンバーの成長がステキだ。
責任ある仕事(当事者意識)は人を成長させる。
今の提案は、来期の活動の種まきだ。
「まいた種以外の作物はとれない。」
というのは、「すべては自責」を表す私の好きな言葉だ。
あなたは、
トマトが食べたいのに、カボチャの種をまいていないか?
さて、提案活動について。
訴えるなら、
「あなたと仕事がしたい。(手柄はあなただ)。我々に任せてくれないか。」
というのを決定権者の右脳に訴えることだ。#手柄は余計かもしれない。
よい提案書とは何か?
キレイ?
多い?
ではない。答えは一つ。
採用されること。
だけだ。
顧客が体裁を気にするならそれに合わせるべきだし、過剰を嫌うならそうすべきだ。
相手はそれほどあなたを必要としていない?
提案の作成者は相手が
「それほど、あなたを必要としていないかも。」
ということをもっと自認するべきだ。常にフラットであるべき。
もし自分の購買思考に置き換えた場合、
「あなたから買いたい」
と思える相手を、あなたはどれくらい持っているか?
「情」
だけで仕事は落ちてこないのだ。
情より、相手の考えていることをしっかり読み解く必要がある。
スタッフにアドバイスしたメールについて転記する。
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提案書作成のまとめ
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・左脳より、右脳に訴えかけているか?
結局ヒトは、感情、イメージで人は動きだす。
カラー写真でイメージできるような表現を。
※ただし、評価が定まるのは勘定(左脳)である。
・距離とタイミングを計っているか?
コンペなどは、一発で決めなければいけない。
競合がいない場合、必要以上に具体化していないか?
具体化の段階を踏んでいるか?
今は必要のない情報収集に時間をかけていないか?
・シンプル表現(KISSの法則)か?
冗長的文章は避ける。
具体的でない、意味のない文章は書かない。
抽象的表現も避ける。
なぜなら、顧客の想像、解釈にギャップが生じるから。
・キーマンは誰か?
「あなたと仕事がしたい。手を貸してほしい。手柄はあなただ。」
間違った人に焦点を当てていないか?
・一番しんどい部分を、我々がやる。ひっぱる気概を持っているか?
頭に、体に汗をかくのは提案者だ。
提案だけして、あとは知りません。ではいけない。
・巻き込んでいるか?
お、面白そうだな、と思える、楽しい仕事を書いているか。
・三方得か?
顧客、エンドユーザ、我々
・夢(プラス)を見せているか?見ているか?
「課題解決」は、「マイナスをゼロ」にするだけ。
「ゼロから、プラス」するのが、夢。
・「夢」は、カラー写真か?
他人が共有できない、他人がイメージできない夢は意味がない。
・行動計画が伴っているか?
夢想では意味がない。
・エグゼクティブサマリーは長くてもA4 p.2
残りは別紙にまとめる。
・リスクを共にとっているか?
顧客だけがリスクを取らない。
・できるまでやれるか?
我々のコミットメントを顧客は超えない。
顧客のほうが高ければ、そこに追いつかなければうまくいかない。
・我々が何ができるか、を明記する。
・戦略の大原則
・何をやり、何をしないのか。正しい選択とその理由を提示する。
・なぜやるのか
・いつまでにするのか
・何をするのか
・するとどうなるのか
・マーケの3C
・Company(顧客さん自身の課題)
・課題(顕在化していて対応が必要な問題)
・懸念(まだ発生していないが、発生しうる問題)
→発生しなければ対応必要なし
・Competitor(競合の状況)
→これが重要だが、重要でない場合もある。
独自路線で行ける場合。
・Client
→実際のユーザの声、
・PJ進行の制約事項3つ、どれにフォーカスするのか。
・納期
・品質
・お金
提案とは、正しい誘導をすることだ。