フクチャンがオリジナルなんでしょ?
先日、神保町の賢人との会話で、
「あれ?髪を伸ばしてるの?」
「いろんなエトセトラがありまして。」
「フクチャンがオリジナルなんでしょ?なんで変える必要があるの?」
「そっかー。そうですよね!!」
とやっぱり切った。
どうも、違和感があったんだよな。不活性毛根の増加によって、あきらめなければいけないこともある。
プアなイノベーションより、優れたイミテーション。よりよい会社とは何か?
この6月は、思うところあって、就業規程をいじっていた。思うところとは
「ゆるい」×「感謝」
ということだ。
「ゆるい」について
この10年、ギーギー言っても別に会社の売上が大きくなるわけでも、スタッフのモティベーションがあがるわけではない。
自分に合ったスタイルを模索している10年だった。そもそも、
「どうでもよくないか? そんなこと意味あるの?」
というタイプの人間だ。が、立場上、管理上そういうわけにもいかず、正論・ルールで運用している。
それを
「緩めたほうがよさそうだ」
が、これからの時代にフィットしている。
「感謝」について
また、スタッフの現場での頑張りに敬意を表する。先日、久々に通勤時間帯の電車に乗ったが「なんという、色彩の無い世界だ」とさみしい気持ちになった。日本的な横並びのネットリした会社にはしたくない。前だけを向いて、個人力を伸ばす会社にしたい。という意図がある。
・金曜日の終業時間は16時(来年1月からは15時とする)
・トラベル休暇の拡充(1日5,000円の手当、来年から増額予定)
・出張旅費の例外ルールの明文化(10分検索して、定められた宿泊費が出てこなければ上限を超えて宿泊予約OK)
と周知し、7/1から運用することにする。
会社も作品だ。当社がオリジナルでいいじゃん。法律を守ったうえで。
当社の就業規程は全て私が作っている。文章の構成・校正もそうだ。適宜、スタッフからのチェックは入れてもらっている。当社の勤務規程を参考まで。赤字が今回の改定部分。
同じ人が、同じコトを、同じヤリカタで、だらだら仕事しているヒマ、飲んでいるヒマあったら、いろいろ学んだほうがいいんじゃない?
自省も込めて、「さっさと帰る」会社にしていく。
木を切ってください。という依頼に対して、すぐに森に走りに行く人間は創りたくない。
相手の要望をちゃんと聞き、定量化したうえで、チェーンソーを調達するのか、協力員を調達するのか。
2年以上前に創った資料があったのでアップする。表現をゆるく、比喩で表現しているんだけど、当時はまったく伝わっていなかった。今も伝わっているかはわからない。ほんと、時間はあっという間だ。