男女関係というものは、労使のように利害関係 や思考回路 が原則として平行線である。
と、考えてしまう。
フィル・コリンズ easy lover
彼女はやめといたほうがいい。手におえないよ。という歌。
イントロでピョンピョンはねるのがかわいい。
さて・・・そんなことはどうでもよく、最近気づいたことに
決裁権のある顧客(DMU=Decision Maker Unit)や、
関わる重要な方々の中で、だんだん年下が増えてきた!
ということだ。
顧客のリーダクラスであったり、評判の仕事人だったり。
私は今年40歳、30代の将来ある方々が増えるのは当然だろう。
「あれ、76(ナナロク)世代ですか! (つまり私の1つ下)」
というやりとり、機会はどんどん増えるはずだ。
昨夜、接待後に一人で軽く食事をしていると、今時の若者が隣だった。
彼らの多少大きな声で、内容が聞こえてきた。医師だった。
※カウンターで、急患がどうこうとか、若さゆえに仕方がないだろう。
そのうちに、個室族になるはずだ。
若くしてリーダーとなる、高邁な職業に就く彼らは、
若かりし頃、今の不断の努力によって、覆りがたい将来が約束されている。
私も最近、専門外のことに関しては
年下のプロフェッショナル
にゆだねることが多くなった。
当たり前だが、今後の時代は、若い彼らが創っていく。
役割を終えた or ラインから外れた80%以上の働きアリは、
巣を創ることはできず、去るか、ロータスイーター、消費者になるしかない。
はっきり言って、
40代になると、その後のキャリアにさほどのブレはなくなる。
ほとんどの50代など、(過去のキャリア)の惰性で走って(歩いて)いるに等しい。
過去の話をするようになったら、冷静に周囲を見渡してみよう。
「年下・・・」
というバカげたプライドは早々に捨てることだ。
なぜなら、現在市場価値はあなたより
(努力を怠らない、時代にフィットする)彼らのほうが高いから。
人間の普遍性は、年齢と共に重みも出るだろう。
もちろんろくな経験・責任・努力が無ければそれもでないが。
今の将来は、過去・現在が創る。
まさに、慣性の法則。
慣性=習慣
感性=感情
が今を創る。プロセスが同じなら、結果は見えている。
それを覆す(つまり、過去を覆す)には、よほどの努力か、環境変化が必要。
ということだ。
こちらの本の舞台はともかく、語り口が軽妙で自宅のトイレに置いてある。
便座中にたまに読むが、
「(相手を見抜き)年下に気持ちよく抜かれ、フォローすること。」
と、快活に指摘している。
さて、前半の結果であり、オマケのような残りの人生をどうするか。
バカバカしく生きるのも、一念発起するのも自分次第なのだが。