賃金アップの理由
Want,Must,Can,Don’t=賃金アップの理由
会社は仕事を通じて働く人の「Want / Can」の拡大機会を作ること。 そのために「やらないこと(領域E)」のルールを作り、「できること+やりたいこと(領域AとB)」を見極めて正しいアサインをする。保持する労働資本に投資し、さらに大きなオカネに変えること。 それこそが、「賃金アップ」の理由である。
働く人と会社の協働
領域の説明
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- Want + Can + Must
- 最大の成果(利益、能力、成果)が生まれる。
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- Want + Can but Don’t
- 利益につながる「領域A」にならない。
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- Want + Must but Can’t
- ゴールできない。
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- Not want + Can + Must
- 利益になるが、働く人の生産性が下がる。
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- やりたくない・できない・やらなくてよい
- 悪循環で、実行する意味がない。
会社の収益向上と労働分配率
毎年の賃上げ4%目標達成のためには、会社収益の向上が必要となります。当社目標として、以下を掲げています。
- 年8%以上の成長(半分の利益を人件費に、残りを拡大戦略に)
- 労働分配率の維持
CPI意識
会社は、CPI=消費者物価指数や、インフレ・デフレによる貨幣(通貨)価値を意識するべきです。
会社はそのファイナンス機能によって、賃金弾力性(賃上げ/賃下げの影響)がどのような影響を与えるべきと考えます。
貨幣価値が落ちるインフレなら、賃上げ傾向に。貨幣価値が上がるデフレ傾向なら、賃金を上げる必要はありません。貨幣価値が変わる以上、賃金レートも変わるのではないでしょうか?