「正しいこと」を選択することが重要なこのご時世。
社長のノート
社長というより、会社人として行うべきことの基本が書いてある本でした。
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p.47
市場が確実に縮小していく現代、-(中略)-厳しい市場のなかで、財務体質の弱い企業は淘汰され、寡占化が進むでしょう。そして、最終的にはマーケットごとに1社だけが残っていく・・・
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マーケットごとに1社は極端な表現かもしれませんが、私もそう思います。今後、市場全体での合理化スリム化は進むでしょう。
結局は、「質と価格」である以上、重複したり、特色や意味の薄い組織の必要は無い。今後の原理かもしれません。
今号(2009.9.14)のプレジデントに、リーダーの原理を記した記事がありました。
「餃子の王将」の大東社長
と
「ユニクロ」の柳井社長
の記事です。
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p.52
リーダーは指導者でなくてはならんと思っている。
支配者でも管理者でもいけない。
上にいる者が支配者だと従業員は怖がって、意見も言わなくなる。
管理者なら「こいつが言っていることだけをやればいい」となる。
世の中はそんなに甘いもんじゃない。上の者が血のしょんべん垂らして働いてるから、それを見てる従業員もがんばる(大東社長)。
p.57
リーダーが泥まみれになってやらない限り、下の人間が泥まみれになってやろうなどと思うわけがないでしょう。ただ、上から命令して、他の人が実行したことを評価するだけの人はリーダーではない。リーダーが動かない限り、組織は動かない(柳井社長)。
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業界のトップ企業の社長だからこそ、泥まみれなのか。
こういうビジネス書を何冊も読みますが、結果的に書いてあることは似ている。
ということはそこに、踏み外してはいけない原理原則はある。
応用はそれからです。
私は餃子が好きなこともあり「餃子の王将」が大好きです。脅威的に安いし、美味しい。いつだったかTV放映されていて、各店舗を見回るSVさんが店長さんに対して、店舗の脇に生えた雑草を見るや、「お前のココロの雑草を抜け!」などと言っていたな。厳しさと自由な発想が組織内に浸透している。
キッチンに包丁すらない、サイゼリア
キャベツを丸ごと送り、料理人を配置する、餃子の王将
どちらも正しいと思います。
企業が考える正しいことを、シンプルに継続することが大事なんでしょう。
また、中華料理屋では是非、
「エビチリ+チャーハン」
を頼んでみてください。
チャーハンにエビチリをかけて食べると本当に美味しいのです。
高校生時分のアルバイト先でのまかないアイディアでした。
オーダーする時に、「両方一緒に持ってきてください。」と一言そえた方がいいかもしれません。