今日は、以前試みた六甲縦走のretry を予定していた。
しかし、来週から8週間掲載する求人広告の原稿が気になり続けた。
モヤモヤ考え事をしながら山に行っても、よくなさそうなので出社をした。
良い機会なので、人間を変える3つのポイントのうち、「付き合う人」について考えた。
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私は友人の数は「極小」の部類に入ると思う。
学生時代より、昼食は一人で食べることが多かった。その習慣は今も同じである。
We often drink some beer or wine and talk about our own business when I take a lunch with others.
だろうか。
同窓会には、「出身大学以外、いかない」と決めている。
一人二人と来訪する、少数の会合は問題ないが、必要性はいったん考える。
また、「つきあう人」というのは 「自然」 と変わってきた。
起業当初は、
「3次請けの担当者」
に、ヒーコラ。
がやっとだったが、ある時から
「一次請けの課長クラス」
であったり
「エンドユーザの取締役、部長」
と飲んだり、お付き合いできるようになっていた。
付き合う人の
・幅(width) =横(量)
・高さ(height) = 上 (質)
のバランスは大事だ。明に私は主張したいが、
「失うことを、恐れるな」
ということだ。
失っても、必ず誰かが現れる。
執着は、後悔(後に悔いる)を生む。
肝心なのは、自分だ。
そもそも友人というのは、「どこからどこまで」を指すのだろう?
先述の友人が、「5ポイント」であるのには理由がある。
何事にも、その間は正直である。
というのが、友人の一番の条件だと私は思う。
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1.立場を、正直に共有
(細部はもちろん異なる。どこまでお互いで当事者意識を持てるか。)
2.状況 / 事実を、正直に共有
(数字、時間、固有名詞を正確に具体化できるか。秘密を守れるか。)
3.行動を、正直に共有
(自分で言ったなら、やれ。できない、ならできないを共有する。)
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学生時代の友人から
「会社(や、タバコ)辞めようと思っているんだよね。」
と言われても、
「じゃあ今、辞めればいいじゃん。」
と、話が続かない。背景、数字を何も共有できていないからだ。
「お前は、さびしくないのか」
とも、いわれるが、
「寂しさからは毎日、逃げ続けている。
が、向こう側にあるものを探しているのだと思う。」
私の生きるテーマは
である。 付き合いの長い別の友人(戦友ともいえる)から
おごらない、ねたまない、さげすまない
はどうか。と言われた。
前者は、「対自分(相手なし)」である。
後者は、「対他人(相手ありき)」である。
私は生来、
「ねたむ体質」
ではない。これは、自分でも、自分が好きなところだ。執着しても仕方がない。
おごってもいないし、さげすんでもいないと思う。
が、環境や条件、状況が異なれば、相手がどう思うか。も異なる。
毎日かっこうよく生きていないが、少数派で生きることの覚悟はある。
少数派、多数派を単純に単純に 2つのタイプに分けるものとして、
「hire」 「hired」
がある。両者のの間にはとんでもない溝がある。
なお誤解の無いように言うが、両者は、
「どちらが偉い、偉くない、ではない。」
単なる役割だ。
両者は相容れないシーソーの両端におるが、一つの
「利益共同体」
であることは事実である。また、民主主義の根幹は、
「少数派(マイノリティ)が、多数派(マジョリティ)に従う」
ことで成り立っている。
hired から見て、対岸にいる100%オーナーの私の立場は直接すぎて、「あいつ、ほんまかいな」だ。
もし、会社を店頭公開することによって、「(不特定多数の)株主(所有者)」が生まれる。
不特定多数のステークホルダーは、hire、hired 両者が乗るシーソーの明確な支点をずらし、
・緩衝材
・起爆材
というテコとなって、会社の成長を促す。
幸か不幸か、私は不特定多数の方々と、薄い関係を築くのが苦手だ。
器でもないので、店頭公開という夢も野心も、ビジネスモデルもない。
私は今日まで
「私という人間 としての土台」
を築くための知己、環境、スタッフにとても恵まれた。
代表取締役という肩書を持っているからこそ、獲れた経験だろう。
またそれは、人としての根幹であり、ある種普遍であった。それは
「やってはいけないこと」
「やらないこと」
を皆と共有する時間であったように思える。そして次の頂きを得るためには、
「やりたいこと」
でドライブする必要があると思う。
人生常に勉強だが、「基礎編」は、第一段階修了に近づいた気がする。
そろそろ、「応用編」の受講開始だ。
・その受講ができる方々
・ビジネスを共に大きくできる方々
との共有ができる野心的な知己を見つけていこうと思う。
その具体化に私自身も行動が必要だ。
まずは次回の求人広告だ。
成果を期待するため、行動をする。