この出張を利用して、富士山にご来光を見に行ってきました。
以前ブログで宣言したところ、ご来光でしょ。となり、ウィラーのプランを利用して行ってきました(プラン感想は後述)。夜に新宿を出発し、夜を徹して登っていきます。
用具をしっかりしたほうがいいよ、という神保町 Kさんからのアドバイスを元に準備をしていきました。
準備メモ(Kさんより。ありがとうございます)
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・ヘッドランプ
・カッパ/ウィンドウブレーカー替わりにもなります。
・靴(フィッティング&防水重視です)
・バッグそこそこ入ればいいと思います。実質泊まりではないので。
・フリースor超軽量ダウン(長袖+フリース+ダウンorカッパ)
・杖的なもの。ストックライクなやつ。
その他
・食べ物
山頂ではオニギリ1個くらい食べておいたほうがいい気がします。
・水。1Lあればしのげます。
・日焼け止め。焼くならサンオイル。晴れるとキツいです。
・マスク。晴れたときにすごい粉塵が出ます。
・手袋。軍手でもいいかもしれませんが。寒さと岩肌から手を守る
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全て必須。その中でも防寒着、日焼け止め、マスク、手袋は助かりました。
さて、今回は19:30に新宿を出て、22:20に吉田口から5合目を登り始めました。
しかしま〜人が多い。昨今の山ガールズだけではなく、どちらかといえば、私より少し若い、25歳〜30歳くらいまでの方々が多かったように感じます。
そして、予想だにしない7合目からの渋滞!一人しか通れない道幅などもあり、自然渋滞が発生です。8合目を過ぎるとさらに進度はゆっくりに。このままではご来光に間に合わん!と皆、少し焦り出します。
私としては、まさかこんな所で、こんなに人が・・・と予想だにしていませんでした。
渋滞が結果的にスローペースを導き、体力的には、考えられんほどキツイということはなかったです。しかし、生来の行列嫌いが頭にもたげ、本8合目まで行っているのに、3時ころに、「戻りたい、次回チャレンジでいい」と思いました。
2度3度、来た道を振り返りましたが、登山道は一本ですから引き返すことはできませんし、下山道も暗くてわかりません。そうこうしているうちに、だんだんと明るんできました。
さて、今回の行程に持っていった本が、
待ち時間に読んでいました。Googleアナリティクスの使い方なども書いてあります。
実践するネタを考えながら、登り降りしました。
レップワンのホームページは2007年9月にリニュアルしましたが、既に3年経ちました。その間幸いにも、たくさんの会社様からお問い合わせいただき、年間1億円の売上アップのキッカケをもたらしました。
しかし既に、陳腐化しています。現在の当社とマッチしていない。つまり次の壁、3億円を売り上げる仕組みが無いのです。ホームページと会社に。
もっとできること、やっていることがあるのに、更新できていない、広告できていないのです。リニュアルは私の現在の最大命題です。
それらの整合の考え方もこの本には書かれていました。参考に取り組んでいきます。そんなことをブツブツ考えながら登っていたのですが、気づいたことがあります。
山ガールズ の存在です。
いたって普通の、かわいい女性たちが富士山のご来光を目指す。なぜ?決して平たんな道では無いのに、非常に違和感があります。男の偏見でしょうか。
そこで見ていると、だいたい皆さん、かわいらしい格好をしている。アウトドアブランドに身を包み、ツアーで、仲良し組で登っていく。中でも、ノースフェイスの割合が高いように思いました。
また最近、ゴルフも女性に受けています。
山ガールズ、ゴルフ。
ファッション性が豊かになり、そこから入る女性の方々が増えた。と感じました。女性はファッションなのです。そういえば、
「本を売りたければ、本棚を売れ」
amazonのキンドルやipadの販売戦略だと何かで学びました。
「アウトドアグッズを売りたければ、ファッション性を高め、何かしらのブームを創り、女性に売れ」
でしょうか。女性が社会で「むしろ以前の男性より活躍」し、財布に余裕のある女性は多いでしょう。しかし残念なことに、ゴルフ用品全体の売り上げは前年比減らしいです。いくら女性が進出しても、女性の中でも限られた市場であり、日本での売上拡大にはつながらないのです。
そこで、5合目まで降りると、
人、人、人。みんなが集まる、パワースポットです。そこで、
「いつもこんなに多いのか」
とお土産屋さんに聞くと、
「それでも、昔よりかは減った」
とのことです。メディアや業界があれだけ宣伝しているのに。今がブームとばかりに言いますが、昔から富士登山は有名だったのです。それでも減っている。
つまり、
・現実的に人口が減っていることを表す。
・山ガール、ゴルフガールがあえて特集されるのは、ひるがえって財布に余裕のある男性の総数が減ったとは考えられないでしょうか?
今回、どちらかと言えば、
・日本人口の男女構成比
・かつ登山人口
で考えると、男性比率が低い、むしろ女性比率が高く感じました。それとも、もともと登山は女性に愛好者が多いのでしょうか。どのような年齢層が対象なのか。数値データは必要です。まとまらなくなってきました。もとい、
しかし、今回のツアー。AISASの法則に従って、Actionまでは行いましたが、Share はオススメできません。もちろん、バスの定期便は利用させてもらいます。
・この土日はあまりに混み過ぎている(今年1番の入山者数)。
・バスは日程が読めない。新宿帰着が2時間遅れました。
・バスツアーは、他の客と行程と空間をシェアしなければいけない。
日程と行程に余裕を持って計画をすれば、さらによい思い出になることでしょう。あとは天気が大事です。