パタヤ から (それなりに)安く カンボジアに入る方法
さて・・・次は足で国境を越えることだ。初体験。
タイ ー カンボジア間の国境には、「アランヤプラテート」という街があるらしい。
カンボジア側の街は「ポイペト」らしい。
「パタヤ バス アランヤプラテート ポイペト」
という検索ワードで、ホテルでも何度か調べたがいまいちわからなかった。
「パタヤ ー アランヤプラテート」間を、タクシーで2,000バーツは覚悟していた。
「もういいや」と、パタヤの街でタクシーを拾う。
最初、5,000Bと言われるが、2,000Bで行くというタクシーを探す。
「この車は大きいから、3,500Bはいる。友達に言って、小さいのに変えてもらう。」
とのこと。そんなに簡単に変えれるんだ。タイのタクシーって。ゆるいなぁ。
と、30分ほど走るが
「ダメだ。みんな客を乗せてる。今日はチャイニーズホリデーだ。ミニバスで行け。」
と降ろされたところが、なんとなくネットで見たバス停っぽい。
これは行けそうだ、と、タクシーには100B払った。
このころになると、50Bとか100Bとかどうでもよくて、渋滞のほうがイライラしていた。
普段から混雑や渋滞のない生活をしているので、バンコク市内の渋滞など、とても信じられなかった。
この旅では「地球の歩き方」を買わず、ネット情報とGoogle Mapだけで行動している。
本当に便利な時代だ。「ちょっとでも恩返しができれば。」ということで、共有する。
【パタヤから、ミニバス / タクシー で、アランヤプラテート / ポイペト / シェムリアップ への行き方】
①パタヤ → アランヤプラテート
1.乗り場:Central Pattaya Road に「BiGC」というスーパーマーケットがある。
その向かい(大きい道じゃないほう)にバス乗り場がある。
2.運賃:230B
3.運行間隔:たぶん4時~18時に1時間おき(下の写真参照)
だが、国境手続き、ポイペトからを考えて午前中に乗ったほうがよい。
4.所要時間:5時間15分程度
・私が乗ったのは13時の便、途中16時に休憩1回あり。18:20に国境着。
・乗せたり降ろしたりする。最終まで行ったのは私だけになった。
5.快適度:MAX16人乗る(満席)。全てタイ人と思われる。車内は静か。速度は速い。
大きなスーパー。出発までの時間つぶしはできる。
バスの出発所
「ポイペト、ポイペト」と言ったら通じた。こういう乗車券をくれるが、特に回収されるわけでもない。
時刻表
ついた。前の建物ではなく、左のクルマのほうに手続き所がある。
タイの人がいっぱい。そこには並ばず、右に行く。
なぜなら、「外人は2階」だから。
出国手続きを終え、人について歩いていると、あら?
カンボジアに入ったようだ。この門の右側にVISAの発給所はある。
日本で申請しておくと、VISAがメール添付でpdfで来る。コピーを2枚持っておく。
なんだ、国境線じゃなくて、国境エリアってことか。
エリアにはカジノがたくさんあった。
右側に入国手続きをするところがある。
このあたりから「シェムリアップ?」とキャッチが来るので「No」。
あー!そういえばシェムリアップまでは遠いんだった。写真のとおり152kmとある。
19時では既にバスは無いらしい。
「バス?No、タクシー、タクシー」と追いやられる。
が、キャッチの兄ちゃんたちの車には「TAXI」すら書いていない。
「TAXI」が「TAXI」として認識できない国は初めてだ。
「まずいなぁ・・暗くなってきたよ。」
なので、
1.ホテルを探す
2.ホテルのフロントにタクシーを手配してもらう
という安全作戦に出る。
これが当たった。1の店主が本当にいい人だった。
「35ドルかかるがいいか?」
「(相場がわからないし安心料で)全く問題ない!」
※交渉すれば安くなるのだろうが、152kmを3,500円なら問題ないという判断。
ビジネスカード(左が手配をしてもらったホテル、右がタクシー)
ホテルは入管前の道を500mほどいった左側。2軒並んでいる中華系ホテル(だと思う)の左側。
メガネをかけた、若い、人のよさそうな店主。奥さんも優しい人だった。
待つこと10分ほど。
これまた人のよさそうなドライバー、ちゃんと「TAXI」と書かれた車。そうそう、これですよ!
ドライバーさん。トリックフォトのようだが、右腕はちゃんとある。
眠いんだろう、しまいには車を止めて水で顔を洗い出した。が、「No problem.」という主張。
おかげでシェムリアップまでの2:15分、後部座席でずっと身構えていた。
市内について、彼の友人だというトゥクトゥクに引継、無事にホテルに着いたのが22時15分ごろ。
約10時間かかった。
230B(900円)+$35(3700円)+$2(210円)=約5,000円
での移動は、経験としてはありだったかな。もうしないけど。