ゴルフをするからには、
「この後、19番ホールなんてどう?どう?」
というヤジトークを言ってみたい。
さて、どんだけ寂しい旅をしとるんだ!というベトナム滞在記であったが、旅行の最終2日は、
・SENTOSA GC TANJONG 18HOLE
(セントーサGC タンジョンコース)
in singapore
・RIA BINTAN GC
(リア ビンタンGC)
in indonesia
に行った。どうせ南国に行くならと、現地代理店にジョイントプレイを手配してもらい、一人参加を試みる。私の平均スコアは115程度である。他のプレーヤーに迷惑をかけるのを承知だが、2度とない機会かもしれない。腕前は笑顔とヨイショでカバーするしかにゃい。と、少し値が張ったが代理店の提案する2つのGCに乗ることにした。
特にリアビンタンはアジアで最も美しいコースという評判もあり、7H、8H、9Hはsignature hole と言って名物ホールとのこと。また、セントーサ(セラポンコース)はシンガポールオープンが開催されるGCらしい。
さて、リアビンタンであるが実際は2つのコンペをやっていてとても混んでいた。オーシャンコースを回る予定だったが、フォレストコースに回された。しかも、フロント9は、台湾のMr.Fと2サム。さらには、キャディさんが足りないということで7Hまでセルフ。なかなかの状況だ。お互い片言の英語で
「Good Shot!」
など言っていたら、そのうちキャディさんがやってきた。
瞳ウルウルで無邪気なキャディっぷりのN嬢。
こちらではキャディさんはカートに乗らず、後ろに乗るのです。
その混んでいたのが幸いしたのか、バック9でのオーシャンコースをスタートするとき、コースの方からこの人たちとも一緒に回ってくれと来られたのが、アメリカからの大きな方々であった。さすが気さくに、
「Nice to meet you.I’m…」
と話しかけられる。自然すぎる。聞けば2ラウンド目だと言うこと。日本にも仕事で行くとのことで、ここはアメリカンジョークの一つでも言わねばと思うが、下手な表現はまずいので、とりとめのない話をする。気さくに話しあうことができ、ゴルフと英語のパスポート性能を感じた。つまり、どちらももっとうまければもっと楽しいはず。
また、セントーサでは超日本語の堪能でちょっとHなガイドのKさんと、海外出張経験豊富な日本人のTさんとまわった。
聞けばセントーサの会員権は外国人が買うと3千万円、現地の人でも2千万円するらしい。それを持っているガイドさんていったい・・・
食事もおいしいクラブハウス
セントーサは日本の方がたくさんいた。大企業の方が多いようだ。
グリーン周囲の海を埋め立てて建設中のレジデンス。
2億円からなり。
食事中にベトナムでの件を話すと、
「それは、空港でリムジンサービスを呼んだらいいんだよ。ちょっと高いけど間違いないのが来るよ。」
とTさんに教えていただいた。
「そうなんですか!!」
ガイドブックには載っていないノウハウが。
人と関わることによって、自分の知らないことが増え旅は何倍も楽しくなる。人生も仕事も趣味も同じである。初めは敬遠し、なんとなく始めたゴルフという社交ツールがこんな展開を供してくれるとは!
そして、話はもどって幻の9番ホールである。私は16:35のフェリーでビンタン島からシンガポールに戻らねばならず(週末のフェリーは予約でいっぱいになるからチケットが取れなかった。実際は空席もあった)、7番ホールを終えて、メンテナンス用トラックに身ぶり手ぶりで荷台に乗せてもらい、クラブハウスに戻った。
幻の、9番ホールをトラックの荷台から臨む。
つまり、signature hole をやらずに帰ってきたわけで、Oh my God.. ではあるが、それも旅のよさ。もう二度と行けない状況にはしなければよい。異国の人との経験は、日本での仕事の活力となった。シンガポール滞在記はまた書きます。