Airline 考。
昨夜、TVショーのカンブリア宮殿でJALの稲盛さんが出演されていらっしゃいました。
純粋民間企業の当たり前感というか、787の件などANAさんに完全に先に行かれている感があり、「フーン」という感じです。
TV東京とJALは、双方の筆頭株主でもあった糸山英太郎さんでもつながるわけで、否定的なショーはしないんではないかな。メディアはいつも誰のためにあるのかなぁ。
かつてのナショナルフラッグは、もともと頭や品性のよい方々がJALスタッフとして安全航行をされておられる。でも、顧客主義、コスト感覚を邪魔していたのが「下手なプライド」なわけです。
飛行機に乗ることが多くなった際、
・たまたまweb画面がわかりやすく、予約がしやすかったのがANAだった
・なんとなく青色が好きだった
という理由で、ANA派です。沖縄や国内地方便はJALグループさんも使います。
日経トップリーダで、星野リゾートの星野社長が
「客からのアクセスのしやすさが重要だ。」
とおっしゃっていました。
それはwebサイトであり、店頭接触であり、顧客がタッチしやすい環境のことでしょう。
マーケティングの4Cで言うところの、
Convenience
です。
少なくとも当時のJALグループはそうではなかった気はします。
また今週の週刊現代で、スカイマークの西久保社長が発言しておられました。先だっての、
「サービスコンセプト」
でにぎわせた会社です。誌の中で、
「我々はサービス業ではなく、輸送業者です」
と言い切っているのにびっくりしました。
「航空産業=サービス業」
というのは一つの解だったはずです。
西久保さんは、愛想笑いを浮かべながら提供するFSAに対して、
はっきりとしたベンチャーとしてのポジションを取っておられます。
「当社は子会社を作っていません。大企業や同業他社は山ほど子会社を抱えていますが(中略)。つまり、子会社をつくるということは、もっとも仕事が非効率になる形を産むのです。」
「新興のベンチャー企業というのは、ごく特定のニーズに対してできるだけ強くアピールするスタイルで商品をつくっていかなければならない」
顧客が感じる対費用効果の向上と、社員の業務の幅を広げ賃金を上げること。
この追及が互いにハッピーになる(意訳)。
と言われている。かっこいいですね。
私は、FSAに乗った際に強制的に供される機内食は苦手です。
カロリー過多になるでしょうが。
CAさんに断るのも気を使う。
何回乗っても、スマートにふるまえません。マイレージで乗せてもらっているからかな。
LCCが気楽でいいです。以前、LCCについて言っていました。
8月にピーチアビエーションに乗るので今から楽しみです。
さて、改正派遣法が、10月施行目標に周知が進められています。
マージン開示など、レップワンの事業当初から行ってきたことで、
「改正?ラッキ〜。どんとこい!」
という気持ちです。
LCC的 ハケンベンチャーとして、しっかりフライトやっていきます。