I was in Kuala lumpur.
酒を止めたから、加齢か、体質が変わった。皮膚科に行ったら、
「寒冷ジンマシン」
と診断された。夜間に走ったり、早朝にウロウロすると全身にジンマシンがでる。
ヒスタミンがどうとかこうとか。
体質が変われば、考え方も変わる。
同じ人と、
同じような場所・時間に、
同じ酒を飲んで、
同じことを話しても、
結果は同じ。
改めて振り返ると、
「あれは、なんだったんだ」
というコトになるだろう。そういった
「絶対的に漫然としていて、答えのでない時間を共に過ごす」
ことも必要かもしれないが、時間は平等だ。
では、自分が変わるしかない。酒を飲まなくなった私は他人から、
「つまらないヤツ。」
といわれる覚悟はある。だから
「引き出しを持っておかないと、本当につまらないヤツになる。」
という危機感がある。相手に益を与えれない人間にだけはなりたくない。
また、どうせ飲むなら
「Let’s get a Party! 仕事など忘れて、果てしなくいけ。」
だ。
会席で仕事の話しかできないのは、無粋ではないだろうか。
酒を飲まないとできないようなこと(たとえば、カラオケとか)で、一定時間以上、過ごすことは、ムダではないだろうか。
今回のニ国目で気づいたのだが、
日本は、娯楽の選択肢がとても多い
こともあるだろう。
教養とか、趣味とか、チャレンジという経験の交換こそ、価値ある話、時間ではないだろうか。でも、そういう話が私には少ない。
また、イロだ、コイだにしても、一周した感はある。
No one is perfect.
Someone is the best.
But it’s just a trick.
と考えている。異国に着いたときのほうが「ニヤリ」と、心躍る。
若いときに、「留学」をしなかった。
当時、気づけなかったのは痛恨の極みである。
が、もししていたら、ろくな人生を送っていなかったかもしれない。
となぐさめ、今の境遇に感謝をしている。そして、
以前より気になっていた、エアアジアに乗った。
クアラルンプールのLCCターミナルに着く。これが市内から想像以上に遠い。
”was” ということは、「いた」ということである。
エアアジアのサイトを何気なくいじっていたら、
from 関西 to クアラルンプール
=15,800yen
だったので、「安 !」と思って購入した。
プロモーションが走ると、さらに安くなっている。
搭乗の2週間前程度にUpgradeの紹介メールが来る。フルフラットになるシート、優先搭乗がつく。それを申し込んでも合計3万円程度だ。
よく見える場所に泊まっていたので、のぼらなかった。
たかだか「旅」でその国の表層を切り取って、知った顔をするのは好きではないが、
「新たな発見、経験」を得て、「考える」きっかけになることは事実だ。
一人旅は、自分でいろいろ考え、行動しなければいけない。
空いた時間に、話し相手もいない。
向き合った時間と状況を、どう自分の今後に活かすか、ということだ。