美丈夫、カリスマ
結論から言うと、槍ヶ岳の登頂は果たせなかった。
こちらの混みようで、山荘から往復2時間はかかるとのこと。
確かに、このとんがった威容は人をひきつけるはずだ。
山ランキングと、会社でのタイトルについて
山荘前のテーブルで昼食を取り、渋滞(というより停滞)
を眺めながら以下を考えていた。
社内の存在にも通じないだろうか。
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富士山:Top:圧倒的存在感。信頼感。アイコン。
多くの人を魅了し、定量的にも雲の上の存在だが、親しみやすい。
北岳:2番手:定量的にも文句なし。
が、いまいち花が無く、縁の下の力持ち的存在。
ただ、番頭としてなくてはならない存在。
槍ヶ岳:3番手(標高としては5番手)
:派手、美丈夫。成績もだすし、カリスマ性がある。
が、Topにはならない。なれない。
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そういえば、2枚目、3枚目はあるが、1枚目はないな。
「福田さんはもうちょっと、存在を重くしたほうがいいよ」
とは知り合いの社長のアドバイス。
どっしり構えたくもあるんだが、そういうキャラじゃないんだよなぁ。
かといって、
皆が言うほど親しみやすいキャラでもないのは、自分が一番わかっている。
そんな奴は、一人で山に行かない。
朝の槍ヶ岳が見える。