英検2級に合格した。英検2級は高校生卒業レベルの学力らしい。
「外人の高校生程度と、同じ英語能力」
があるわけではなく、
「日本の高校で英語教育を受けた人の学力」
ということだ。20年前の学生時代は何をやっていたんだか。
何の選択肢にも気づかず、無為に過ごした時間は悔んでも返ってこない。
人間の本質的な言語能力は皆、中学生ぐらいから変わっていない。
はりぼての専門的知識、経験からのリスク回避、閉じた人脈や要らないプライドによって、小難しくビジネス(価値の交換)をしているだけで、大部分の我々が話している内容は中学生、高校生レベルから変わっていないはずだ。さまざまな制約、責任、しがらみによって、
「青年の主張」は「中年の言い訳」
へと変わる。言うまでもなく、英語が多少できても人生は変わらない。半端にしゃべれるくらいなら、日本語を磨き、日本国内でのビジネス能力を高めたほうがよほどいい。
じゃあ、なんで学ぶのか。学ばない人生を送って、
「やっておけばよかった」
はコリゴリなんだが、あれもやりたい!これもやりたい!は不可能だ。プロジェクトと同じで、
・なぜ、それをするのか?
・なにを、するのか?
・やったら、どうなるのか?
目的の明確化と取捨選択が最重要だ。資格取得などにそんなに意味はない。が、英検自体の費用対効果はTOEICより高いと思った。