風が気持ちいいこの時期、自宅の窓を開けていると眼下の小学校から運動会の練習なのだろう一斉応援がキーキーうるさい。気のせいか頭痛が続く。
・・・マスゲームみたい。
振り返ってみて、運動会、学芸会って必要なのか?
「あぁ、ためになったな。楽しかったな。」
と、社会人になって思うか?
そもそも、会の目的はなんなんだ?
運動神経が無い子、文芸能力が低い子を一様に舞台に上げ、「よく頑張った」と、慰め合うのが教育か?
それより大事なのは、「日常」ではないのか。
もはや、「団体主義」という時代ではない。
世界五指を争う先進国の子供として、もっと他に学ぶべきことがあるはず。
要綱に則ったしようもない成果のための画一な練習に時間を割くより、個々の特性をしっかり見つめる時間を割き、もっと実学を学ばせるべきだ。
もちろん、行き過ぎた個人主義は、孤独や疎外感を産んでしまうだろう。幸せの定義はそれぞれ異なるが、事実と現実を把握させ、時代に応じた教育が必要なのではないか。
と、養育するカネも時間も私には無いので適当なことを言っているが、仮に私が親ならそんな学校には行かせない。行く必要がない。
倫理や道徳(やってはいけないこと)は、学校以外で学べる。
マナー(美しいこと)は、専門の学校で学ばせるべきだ。
教育を行政にアウトソースする以上、その結果をゆだねることになるのは自明。
食むための教職を選ぶ人間に子の将来を託すより、かつての私塾が最適なんじゃないだろうか。
そんなんじゃサービスが行き届かないから、公共サービスがあるわけだが。
クーリエジャポンはちょくちょく買って読む。
今号の、「USメディアの番犬」 トランプ氏の記事は今年に入って一番笑った。
食事をしながら読んでいて、5回ほど吹いた。 記事が真実なら、ぶっ飛んでる。
アメリカ人てほんまおもろい、と思う。変わってる。
英雄志向で、カネが正義。 成功が正義。 自分が正義。
件のトランプ氏 (= ちなみに彼も酒は飲まない)の選挙Webサイトを見ていた。
候補者のWEBサイトに寄付が堂々とあるのは初めて見た。
と思ったら、日本の政治家も受け付けているらしい。 楽天の個人献金ページ
日本の政治に興味はないので、アラスカ州の大阪市民として$10寄付してみた。すると、
Employment Information
Federal law requires us to obtain and report your occupation and the name of your employer.
と出てきた。
「連邦はあなたの雇用主と職業を把握します。」
どうやらこれは日本でも同じらしい。
白人コンプレックスの時代はほどほどに、新しい教育から何かが生まれたらいいのに、と思う。