ベリーチャーミングなおばちゃん
当社は福利厚生として、「ビルボードライブ」の法人会員になっている。
しかし、スタッフの利用度は低い。
「福利厚生」という「利益の還元」
を、いい形で行いたいのだが、同じ日本人、大阪、同じ会社で働こうとも価値観は多様だ。皆の要望を聞いているとまとまらない。
結局、いずれの決断に必要になるのは決定権者の右脳、直感による「好き、嫌い」である。
ともあれ昨夜、
「ベリンダ・カーライル」
のライブを楽しみに行った。
「おぉ、かつて全米ビルボードNo.1アーティストが目の前におる。スゲー。」
「Runaway Horses」に始まり、
私が高校生の時よく聞いていた、代表曲
「Heaven Is A Place On Earth」
を生で聞いた。皆、立ち上がって手拍子していた。
彼女の歌詞は、わかりやすいメロディーラインとも相乗し、日本人にも口ずさみやすい。
アンコールでは彼女は裸足で歌っていた。
「Live your life be free」で終わった。あれから20年以上経ち、
「実際、自由に生きているもんだ」
と回想した。帰宅して、
Think!(シンク)SPRING 2013 No.45: キャリアを高める知的生産の技術
を読んでいた。それに含まれる、
が好きで、現代に生きるスゴーイ経営者のエピソードを読んで、共感し、笑ってしまう。
大前研一さんも対談相手だった。
この号は、ローソンの新浪社長だった。その就任時に
「へぇ、ダイエー資本と三菱商事ってつながっていたんだ。若い社長さんなんだな。」
と、ニュースで見た。
現実を見る、考え、語る、フェアな方だと改めて知った。
「商事出身の自分は、和田さんや三木谷さんとは違う」と分析しているのも、「スゲー」だ。真のエグゼクティブは人間性からしてちがうな。
小さい私自身も、
「嫌いな人間とは、仕事をしない。雇わない。」
と決めている。実は、創業期から変わっていない。
当然、最初から好き嫌いのレッテルは張らない。付き合っていくうちにわかってくる。
周囲からは「アマチュアだ。」と言われるが、精神衛生によろしい。
また、
「組織として必要な多様性」
「長所」
「役割」
を見るようにしてはいる。が、
「自分の器以上のムリをしない」
のも成果を出す一因ではないかと強く思う。
ちなみにベリンダさんは、次はメルボルンに行くらしい。世界の人だ。