来年10月1日から「インボイス制度」という珍妙ネーミングの
「消費税請求権・納付義務の新制度」
が始まるらしく、当社と契約する個人事業主への注意喚起のために資料を作った。
インボイス制度・・・個人事業主の消費税扱いが変わります
しかし、官僚、政治家というのは本当に下々をバカとなめているのだろう。
「インボイス」ってもとは輸出入の重要書類のこと。なぜそれが消費税と関連付けられる?
ただでさえ日本語は「表意文字」であり、解釈の多様性が生まれる。特に書き文字の「カナ、ひらがな」がそうだ。
きっちゃてん
ライムライト
きゃりーぱみゅぱみゅ
などなど、きゃわゆい文字をあてることで幼児性が増し、親近感を生む。
英語など「表音文字」だとこうはいかない。そもそもアルファベットしかないから、「平たい顔族」にはとてもできない表情や身振り手振り、アクションで少ない文字を補完する。
とにかく日本語は情緒的だがムダが多い。例えば「京言葉という稚語」が私は本当に苦手。あの甘ったるい
たいたん・・・煮物
おばんざい・・作り置きの添え物
ああげさん、かんにんえ、あらへん etcetc
観光向けなんだろうが、気持ちわる!
昨今、政治家のポスターで名前をひらがなにしている者が多くなった。
「親しみやすいでしょ、覚えてネ」
結局、人間は2種しかいないのだ。支配者層 か 被支配者層か。親しみやすさの裏側にある欺瞞、利権の数々。京都と同じ、権力におもねり培った雅と言うらしい公家文化への違和感しかない。
「侍(さむらい)」などともてはやしているが、もとは「侍う=さぶらう=貴人に仕える」という普通の職業のこと。語感が良ければ昇華する好例。今でいえば宮内庁や皇宮警察の人たちのこと?守る対象は税金たくさん使って生かすべき人たちなんですかね。
漢字、カナ、ひらがな、カタカナ英語を駆使して事実を歪曲し、言葉に奇妙な”夢”を持たせるからムダな誤解が生まれるのだ。チープな「愛してる」もそう。「OK、で、何してくれるの?」ほだされる前にカウンター。
氾濫する「先生」も。医師には相応の敬意をもって「ドクター」と呼ぶべき。teacherは先生ではなく「教師」。むろん教育の博士号を持っているならドクターである。
「~大学を出ました」という学校名、「~社で働きました」という会社名、有名無名ではなく、自分は何をしてきて、何ができるのかという職能、職位、学位を名乗れることがその人の正しいタイトルでありネーミングである。そこがはっきりしない人間は仕事人ではない。
話がそれたが最後にもう一度、
インボイス制度とは、消費税請求権・納付義務の新制度
のことデス。