2019年度始めのごあいさつ
株式会社レップワン
代表取締役
福田 兼児
新年が明け、株式会社レップワンはおかげさまで16期目を迎えました。ごひい
きを頂いている方々に改めて感謝を申し上げます。前年2018年の売上は、2017
年比較で売上ダウン、利益アップの減収増益でした。特定案件の寄与と一定の再
分配を行った後の結果ですので心配はしておりません。
さて、昨年10月に会社サイトを更改いたしました。2007年9月の前サイト以来、
実に11年ぶりの更改となりました。会社サイトのコピーは当社派遣の特設サイト
と同じく、
「人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社」
を使っています。当社運営のこだわりなど、現時点での集大成を表現することが
できました。このコピーが言葉遊びではない証跡として、昨年度には顧客、社員
からの紹介で
7名(うち20代が2名、媒体からの採用を入れると9名)
と契約を開始することができました。これは2018年12月の稼働母数34名に対し
て一定の成果であると考えます。また、次代を担う若者からの期待に応える会社
でありたいと考えます。我々のサービスは
派遣先へ引き抜かれること
が品質目標であるため、純増は2017年12月比で4名です。今後も稼働員数を増や
すことが目標ですが、最大稼働は70名までと決めております。それがこの会社の
天分であり、際限と理由なき拡大のために人を雇うことはしません。
我々が紡ぐ企業文化は少数派です。が、自分に正直に歩んでいる結果であってな
んら憶することはありません。昨年度の合言葉は「脱力」として、その境地から
の「整理」ができました。
必要でないことは、しない / 持たない。
運用できないことは、受けない / 始めない。
即物主義は文化的には否定されますが、ビジネスにおいては推奨されるべきだと
思っています。本質的で、速い話こそが時間、効率、正しい業務設計を産みます。
そこであらためて問うに、我々は「大阪の商人」だと考えております。
ウナギのさばき方に例えると、
江戸(関東)は背開き(役人の街。腹開きは切腹につながる。)
大阪(関西)は腹開き(商人の街。腹を割って。)
です。
※なお、蒸す分関東のほうが食感は柔らかいです。
※こと京都は雅な街であり、反語表現や符丁、慮りの遊びを愉しみます。
これも私の感覚とは異なります。
「きれいごとや心の豊かさだけでは、人は救えない。」
と私は考えており、「衣食足りて礼節を知る」という言葉通り、まずは我々自身
の収入を増やして後、そこからできることを考えて実行します。
そこで今年の標語は「呼集」とします。
我々の経済圏に益を見込んで集まる方をさらに呼ぶ。
私も今年44歳となり、人生の折り返しは過ぎています。年相応の抑えをきかせな
がら、それでも進む時代の潮流に一定に合わせながら進んでまいります。