ITの世界でよくつかわれる、
MTBF:平均故障間隔
MTTR:平均復旧時間
稼働率
というキーワードがあります。
去年、廣瀬禎彦氏の懇話会に参加した時、IBMにいらっしゃったときのお話をされていて、
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日本製の汎用機はなかなか壊れないが、設計が緻密で直すのに時間がかかる。
アメリカの汎用機はそれよりよく壊れたが、設計が単純ですぐに直せる。
アメリカは重要部位の部品と、重要ではない部位の部品を、同じものを使う。重要部位で壊れたら、重要でない部分の部品から持ってきて差し替えればればよい、という考え方だ。それによって部品のコストも下がる。
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なるほどなるほど。
他にもお話があるので別途書きます。
私は経営者になってから好き勝手して、風邪などをひくことも少なくなり、MTBFは長くなりました。また、集中力持続のMTBFが短くなった気がします。蓄積したストレスによって、何かのきっかけで一度崩すと復旧時間が長くなりました。「自分が悪い時は人がよく見える。ストレスと友達になれ」ととあるオーナーにアドバイスをもらいました。
「自分たちのやっていることは、こんなに面白いんだ、意義があるんだ」というなにか、根本的なワクワク感を作らないと、起業した意味がないな、と思います。