先週末はGL合宿を行い、会社運営の課題の明確化、棚卸や年棒設定、来期目標設定、活動スローガンの決定などなどを行いました。初の試みで、非常に効果がありました。
さて、経営者としても一番気になるのは年棒設定・・・。つまり、人件費について、従来では各個人と交渉を行うことはほとんどありませんでした。交渉力のある人間が有利になってしまうのでは、という懸念から一発提示を行っています。しかし、対話をもっともっとしなければいけないことを改めて認識しました。人の給料というものに絶対的な答えはないです。
当然、無い袖はふれませんがあまりに世間的な評価とかけ離れてもいけない。比べる先にもよりますが、同業、同列他社に比べると”まだ”高いという評価はもらっています。世間的な絶対評価や相対評価、条件(会社制度や将来性、家族関係など)は加味しないといけない。同じような金額でも「もらっている」という人間と「少ない」という人間、いろいろな感じ方があるようです。
昨年度の国税庁の資料では、平均給与は437万円。となっています。これってほんまかいな。偏差すら発表していないので実態を表しているとは思えない。しかも平均給与は年々下がっている!下がっていること自体は即悪いことでは無いとは思います。同じ1円当たりの価値が上がっていれば得られる対価も同じということになる。ただ、日本にあるお金が一定だとすると、給与水準が業界ごとに偏り過ぎているなぁ。体力<知力というのはわからないでもないけど・・。オカネや経済は不思議だ。
さて、レップワンでは平均給与の傾向にはめげることなく来期もベースアップを達成します。正直、来期の見通しは明るいものではなく、今年より厳しい状況になるでしょう。人件費の上昇はできれば、避けたい。しかしこの時期だからこそ、ベースアップによって皆の奮起、変化を促したいと思い決断しました。皆の結果によってベースアップ分をまかなえば、結果としては成功です。
結果は誰もわからない。だからやらねばならぬ。毎年そうですが、2009年度はググっと行くか、勝負の年です。