週末、また飲み過ぎた。土日にやるべきことが遅れている。どこぞの政治家のように、日本のため、いやせめて会社のために禁酒宣言をしなくてはいけないかな。
今回の東京出張の行きのモノレール中にamazonに注文した書籍が次の日には東京営業所に届く。空いた時間に読んでいました。
データがたくさんありましたし、大事なテーマです。
会社の付加価値はなんなのか?
私はIT系人材派遣会社の社長なのか?
派遣は雇用の調整弁なのか?
いつも自問自答します。
事業主=雇用者である以上、雇用を守る義務はある。
では、私が雇用しているのは何者なのか。
顧問弁護士と見解が分かれていて、
派遣先で就業する以上、派遣従業員です。
いや、
定めのない雇用契約である以上、正規従業員ではないか。
と。
先日も、労働基準監督署に相談に行きました、働く場所が違うなら、就業条件通知書を2通出した方がいいでしょう。など、明確な回答はなかったです。法律は実態に追い付いていない。
堀江さんの記事で、派遣に対する明確なスタンス がありました。
派遣元会社は単なるピンハネ屋なのか。
一般派遣事業について、今年7月から新規許可基準、更新の際の資産要件基準が厳しくなっています。間違いなく、派遣会社の淘汰が行われるでしょう。ウチは乗り越えなければいけない。
顧客先企業の指揮命令下に入る派遣スタイルというのは、仕事と働きたい人をつなげる、と言うきれいごとなピンハネに過ぎないのか。
が、
我々が目指すのは、イチ業務でも、ある分野でも、業務を受託する、完成責任を持つプロ集団であるべきです。正社員雇用リスクがなく、価格競争力のある、アウトソーシング先の会社です。あれ、昔と言っていることは一緒のようだ。
オレはプロなんだ。という仕事への自信、自覚こそが自分の希望になるはずです。
あと、堀江氏のブログで、ベーシックインカムなるものを知りました。さらなる源は山崎氏らしい。
今、私も賃金規程を見直しています。私も従業員のベースライン(生活できる賃金)は確保して、終身雇用を目指しています。しかし今度の規程改修で、年齢給の上昇は30歳でストップします。ベース以上の賃金はその成果で計る。職務・成果でのウェイトを置いた賃金体系となります。
厳しい会社。そして人材が伸びる会社。そして、健全な自浄作用が働く会社。
私の目指すところです。「雇用の常識」から表現を借りるなら、
ジョブ(職務) と メンバーシップ(帰属)
の両立を目指す。
ビジョンをしっかり示さねば。