昨夜帰宅をしてTVをつけたら、新政権の大臣が出ておられた。問いかけに対する回答で、キャスターの名前を毎度言っていることが印象に残りました。
ゴルフの場合でも、キャディさんのことを、「キャディさん」ではなく、「○○さん」「○○君」と名前で呼ぶと、どこか親近感もうまれ、次に覚えておいてくれる、サービスもよくなるかもしれません。逆もしかり。ホテルなどでも自分を名前で呼んでくれれば、「おぉっ」となる。
新閣僚の面々は、自分の言葉で話される、ということをメディアは伝えています。そのあたり、麻生さん、鳩山さん、同じ血脈の良さなのに、メディアを味方につけれたかどうか。この違いは大きかったのではないでしょうか。
自分の言葉で話すと言うのは部下に対してもそうです。
読んだ本やアドバイスをそのまま言っても伝わらない。言われた側は「理由」が分からないと、「腹に落ちない」。それ以前に、彼らの「感度」が低ければ気付きもしないが。だからリーダーは何回も言わなければいけないのでしょう。自分の言葉で伝えることの重要性。
「2人まではどちらかが強い弱いだが、3人以上からは政治空間がうまれる。」
と、どこかで読んだ気がします。あ、人の言葉か。
私も会社の取締役を一人でやっていて、社内の衆智に気付かないことがある。衆智が出やすい空気を作らないといけません。