先日はとある製造メーカ様にて派遣契約の打ち合わせをしていました。私より10才ほど年長の方々で部門の要職の方が出て来られて、ためになるお話を伺うことができました。要職に就かれる方は、それだけの実績を出されるから、そこにいらっしゃるわけです。
ダダっと書くと、
・最近は、全てを安易化する方向に文化も技術も流れている
タッチパッド、マンガ、映像化
全てディスプレイの中の世界であり、まわす、ひねる、たたくなどの工夫が無い。
甥に「テニスしよう」と、Wiiを出された時はびっくりした。
・映像でイメージするより、文章からイメージを想起する方が頭を使う。
二次元で三次元をイメージできないから、絵にも書けない。
一番記憶に残ったのが、
・個性は、枠にはめてこそ生まれる。
と言う、教育に関してのことでした。
明治〜戦前時代は、家に規律があった。
戦前〜戦後時代は、学校に規律があった。
昭和〜平成時代の規律はどこにあるのか?
規律があるからこそ、そこからはみ出た人間が自分を求めて個性を創る。個性は人に創られるものではない。
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にわとりが先か、卵が先か。聞く耳を持っていない我々世代か、伝えて来なかった世代か。教育規律の変更には50年かかる。人は変えれないから、気づいてもらうしかない。
そして、KYT(危険予知トレーニング、訓練)なるものがあることを教えてもらいました。
1枚の画像を見て、シチュエーションを見て、そこにどんな危険が潜んでいるか、回避するためにどのようなことをするべきか。をいろいろ意見を出し合って議論するものらしいです。
今度の帰社日で、全スタッフで実施してみたいと思います。