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人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社

Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

プラットフォームと潮流と。

2010.12.30 カテゴリー: 仕事日記

年の瀬に、やっとわかったことがある。

facebook やmixi、twitter、amebaになぜ興味がわかないか。

という理由だがそれは、

他人のプラットフォームだから。

という結論に行きついた。

あの孫さんでも活用しているのに、なんたるごう慢、なんたる不遜。そこで表現して、つながることは認知度もあがり、確かにいいことなんだろうが、他人の所有物にネット上で乗っかって見ず知らずの人とつながるのが生理的に苦手なんだと思う。匿名性が基本的に苦手で、実名なら問題は無い。

なんたるアマノジャク。時代錯誤人。

私は自分の会社HPはあるしブログもあるが、完全自前かと言えば、回線、ホスティング、他人の力を借りている。反骨心と言えば、聞こえはいい。

今はやりの「プラットフォーム」と言ったらおこがましいが、platform、駅のプラットフォーム、演台など、「そこから発車発信する場所」としてみる。
 
が、だ。ソーシャルメディアを活用する人は、自前プラットフォームを持たない人か、ソーシャルメディアを活用して、他の目的がある人だと思う。

私の場合はどちらかと言えば後者にあたる。会社HPに、Woo Cool!となる製品、サービスがあったり、実績アピールがしっかりできていればいいのだが、現状はパンチにかけるよな。と積極的になれない。
 

さて、プラットフォームと潮流の件。
 

この2つは同義ではないが、先のエントリーで諸先輩が指摘しておられた、

・全デジタル化
・全平易化
・全便利化
・全映像化

は時代の流れでもあり、大きな潮流である。
 
今の時代、街頭でデジタルサイネージを見て、なんでもピクトグラムを見て、憤慨する人はいないはずだ。動画を掲載するサイトが多いが、わかりにくくなったという可能性は低いはずだ。テキストや画面のみであるより、時間軸を共にすることで、コミュニケーションは促進される。
 

そういう時代だ。
 

かつてから、技術革新を繰り返したことで同じ品質なら低コスト、品質が高くなっても低コストで大量に生産できるようになった。常に進歩しているから、人間なのである。
 
同じ品質のものが同じ価格で10年後も、というのはあまりないだろう。インターネット通信代もこの15年で劇的に、速く、安くなった。ひょっとしたら、
 
・スマフォ?
・タッチパネル?
・ゲーム?

も常識になるのかもしれない。
 
もし、これらが「さざ波」だったら、「けしからん」で済むだろうが、「潮流」であったならば、その流れに抗することは無謀だし、流されない場所に立たないといけない。そして、先に進んだ人を見送るしかない。
 
進歩に乗り遅れた、乗る努力をしなかった人間はどうなるか。
単純労働を行い続けるか、別の土俵に立てばいい。

結局何が言いたいかというと、変わらないものもあるし、必然的に変わるものもある。安易にさざ波に乗る必要はないし、乗る潮流を誤って選択してもいけない。潮流はいくつもある。決めるのは自分だ。

当社で言えば、ハケンの潮流は、さらに弱いものになるかもしれないし大きくなるかもしれない。法令でストップするかもしれない。あらたな、移民派遣などの潮流が生まれるかもしれない。ITサービスの潮流は、大きな流れが合わさっていくことでその独自性は不要になるのかもしれない。

今この時も、後の大きな潮流となるものは生まれているはずだ。さて、来年は2011年で1並び、何とかしたい年だ。

so what,so what,so what,so what,so what?
why,why,why,why,why?
how,how,how,how,how?

を繰り返して、先をみすえたい。今までの経験は標準化、web化したい。
停滞することは許されない。潮流を見極め、淀むことのないような推進力を創り、進んでいきたい。

ps
(この潮流・さざ波の表現は、今年の社員旅行で帰国便待ちの時に読んだ、この本に確かのっていた気がします)

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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