古参組のスタッフが退職することになり、自分の至らなさを痛感しました。
「え?今?」
と、信頼関係の薄さを再認識しました。
彼に優しい言葉はかけなかったが、素直にやってくれているな、と期待をしていただけに今回のは、結構ショックです。
原因があり、結果がある。
私は退職について留めさせることに力は使いません。
会社はともかく、顧客にだけは迷惑がかかるのだけは避けたいのだが、
同じ原因であれば、いずれまた同じことが起きる。
とある方からの言葉を思い出しました。
「人は、他人の欠点に助けられている。」
リーダシップ、マネジメントと叫ぼうが、無い人は無い人で役割がある。
皆ががリーダシップばかり持っていたら、船頭多くして・・の船になる。
同様に・・・
ユメがある人は、無い人に助けられている
カネがある人は、無い人に。
技術がある人は、無い人に。
英語が話せる人は、話せない人に。
etcetc
ヒトには役割があります。
そんな時、顧問税理士さんのメルマガを読んでいると、本田宗一郎さんの言葉の引用がありました。
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“惚れて通えば千里も一里”という諺がある。
それくらい時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるよう
になったら、こんな楽しい人生はないんじゃないかな。
そうなるには、一人一人が自分の得手不得手を包み隠さずはっ
きり表明する。
石は石でいいんですよ。ダイヤはダイヤでいいんです。
そして監督は部下の得意なモノを早く掴んで伸ばしてやる。
適材適所へ配置してやる。そうなりゃ石もダイヤも、みんな本当
の宝になるよ。
企業という船にさ、宝である人間をのせてさ、舵を取るもの、櫓
(やぐら)をこぐもの順風満帆。大海原を和気あいあいと一つの
目的に向かう。こんな愉快な航海はないと思うよ。
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Topの器以上に会社が大きくなることはない。
少し、助けられました。