先日は労働局に助成金の申請にいっていました。
職場意識改善助成金制度
というものです。会社初の、助成金申請です。
プロジェクト資料 (pdf)
今までに5回、営業事務担当のHCさんが窓口に訪れ、よくがんばってもらいました。
・相手伝わる資料を作成する
・お役所への申請の流れ
など彼女の大きな経験になったはずです。彼女からの伝聞によると
「ムゥ、お役所とはやはり、感覚のかい離があるな。」
と、直接の窓口訪問で、私の言いたいことは伝えました。
だいたい事業主が最終的には来られるそうです。
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・制度自体おかしい。年間上限100万円では意識・制度改善への訴求効果は薄い。
するなら、頭数での支給ではないのか。
大きな会社の生産性、クリエイティビティが日本全体の課題ではないのか。
・労働時間を下げて、会社利益が落ち、労働者の賃金がさがったら本末転倒だ。
・利益を維持し、労働時間を下げるなら、生産性の向上が不可欠である。
スピードをあげるための時間外労働もありえる。
だから時間外労働時間を下げるという、一概な約束はできないし、無意味だ。
・申請、受理は、
・採点競技(審判の心証)
・得点競技(ポイントで定量化)
なのか。
明確な採点ルールがほしい。
取れるか取れないかの見込みを含めて会社の数字も予測したい。
・意識、制度が低い会社の啓蒙策と言っているが、
当社はもとからやっていて、知っているから高いポイントである。
「当てはまるんだから、頂戴。」
は、悪いことか?もちろん、改善継続意識は高く持っているし、支給がなくても継続はする。
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あげくのはてには、オリンピックを引き合いにだし
「この助成金は、北京の一般人を体操選手にするものであって、
辺境の地のすごい選手が、都会に来ても評価、認定はされないのか。」
などと、ブーブー言っていました。
(やかってはいません。二日酔いだっただけ)
窓口の方もガイドラインにそって丁寧に解説していただきました。
が、理想と現実には隔たりがある。
なんだか生活保護の不正受給をしている気分です。
でも、当てはまるんだから、頂戴。不正はしないから。
当社は2010年の労働審判以来、テクニックのある就業規則を作り、運用してきました。
苦節2か月、やっと、受理していただけそうです。
もちろん、助成金取得が目的じゃあないはずです。
よりよいワークがあるから、ライフがあるわけだ。と、私は思います。
人に言われてバランシングするものではないでしょう。
また、
派遣先の方々のハードワークによって、下請けの仕事が生まれている
のです。
商流に感謝をしつつ、我々も立ち位置と役割を見すえたハードワークをしないといけないですね。