タイトルの件です。まったく、悪しき法則です。
年収1,000万円超の人のほうがかえって、貯蓄がない。みたいな。
さて、派遣元事業者は年に3回、お上に派遣事業結果の報告をしないといけません。
1.決算日から1か月以内に「事業報告」
2.決算日から3か月以内に「収支決算報告」
3.毎年6月1日時点での状況を6/30までに「事業報告」
先日、1について
「おめぇんとこでてねぇぞ。早く出せ」
という注意がお役所から来ました。その報告書には、
・どれくらいの人数派遣したの?
・派遣単価は?
・派遣賃金は?
などということを報告するのですが、以下の計算によって数値を出す項目もあります。
様式フォーマットより転記
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A.報告対象期間内に派遣労働者が従事した総労働時間数 / 報告対象期間内の通常の常時雇用される労働者の一人あたりの総労働時間数
B.報告対象期間内に実際に派遣をした派遣労働者ののべ人数 / 報告対象期間内の対象日数
==
わかるか!!!!!
はしょりすぎなのか、盛り込みすぎなのか。
改めて今回は、担当者に突っ込みました。
「上記、何の意味か、何を指しているのかさっぱりわからないんですけど。」
仕事を難解にするための、仕事。
仕事のための、仕事。
作業のための、作業?
練習のための、練習?
上司や監督に怒られそうです。
私は、社内でもプロジェクト発足の時は必ず以下を明らかにせよ、といいます。
1.なぜ、するのか?
2.何を、するのか?
3.すると、どうなるのか?
今回の場合、お上は数値を把握することによって、何らかのアクションをうつためだとは思います。
・派遣事業の割合は増えているようだ。減っているようだ。
じゃあ、、
・派遣事業者のトレンドはこうだ。
じゃあ、、、
事実を、正しい報告によって、正しい集計をしないと意味ないのでは?
その後のアクションもとれないのでは?
正しい数字集めのための工夫があるとはとても思えない。
一次情報は、介在するステップによって、どんどんねじ曲がる。
た〜くさんの職員さんの人件費で、事業者報告用のポータルwebを創ればいいんじゃないの?
他人がわからない仕事を創って、その説明、受付のために人を置く。
まさに、お役所仕事。怖いわ。
ps
担当役所に来る
「派遣元事業者の担当者」
は、みんな、うさんくさい。もちろん。私も含めて。
「人足商売のサガか・・・。」と、報告待ち時間を虚空にすごす。
当社の派遣実績は前年の半分程度になりました。
それは悪いこと?
いえ、受託化を進めることによって、派遣の割合が減っているだけです。
全体の数を増やしたいなぁ。この会社に、お役所仕事はないはずなんだけどなぁ。