顧客からのご指摘について
先日、
「御社は、従事者の管理ができていないのではないか」
というご指摘を頂いた。ごもっともだ。私の対人傾向として、
・継続は苦手。
→ 一度、二度、三度言えば、わかるはず。
・苦手な人材は放置(敬遠)。
→ OSが違う以上、無理にわかり合う必要はない。
がある。当社は昨年から新卒者を採用している。
彼らが「息子、学生」という
OS(心構え)
プログラム(言語、行動)
で社会に出る。
本来は、学校で、家庭で、教わるべきことができていなくても、雇用している会社に責任はある。
コトの問題は、「無知=知らない」ということである。
「知れば」、「意識する」「行動する」ことにつながるからだ。
若く、今後の変革に期待ができる人材には、会社も投資をする。
教育対象が、1年に一つも資格を取っていなかったり、遅刻が多かったり、30代後半だったとしたら、私は
「キミのユートピアは他にあるはずだよ。辞めたら?」
の一言だけだったはずだ。
・・なお、「退職勧奨」は違法ではない。
「変わる」という期待をしているから、注意をする。
ハワイ島のサウスポイント。再訪して、飛び込みたい。
そういえば先日、とある顧客ご担当者から
「福田の会社は、優秀な人材が辞めていくから惜しいよね。」
と言われたので、反論した。
「彼が優秀?
いったい誰と比較して、優劣をつけているのですか?
ぬるい基準で当社が生き残れるほど、世の中甘くないです。」
「厳しいネ」と言われたが、当然だと思う。
「彼は、優秀だよね。」など、まやかし、取り繕いのコメントだ。
Gコンでの「彼は(彼女は)、いい人だよね。」に近い。
何に対して、何が、どうなのか!
具体的にほめる場所がないから、場をつなぐコメントでしかない。
このような小さい会社では、異質性を大事にしたい。
毒にも薬にもならない人材は不要である。
ある意味、「若さ」「無知」で突っ走る従事者は、「会社の薬」になる。
が、品質(限られた時間での成果)を出すために、絶対に守るべき行動ルールは必要だから、修正をする。
意識→行動の積み重ねが、成果なのだ。
考え方の整理について
ご指摘については、レポートの際に、以下を意識するよう管理職に指示した。
一貫性が大事だ。
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Step1.会社のポリシー>大原則、大目標、大目的(チャンク大)
Step2.管理職の行動>上位を実践するためのルール、目標値
具体的な実行計画に落として、行動する。
(チャンク中〜小)
Step3.案件の行動ルール>上位を、細分化/具体化/カスタマイズる
(チャンク小)
Step4.個人の行動ルール>上位をさらに細分化/カスタマイズする。
(チャンク特小)
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アメリカ人の教育者が、
教育とは、Just Waiting.
と言っている。
ハプナビーチからの日の入り。線香花火みたいだった。
人が自然に勝てないように、他人が人を変えることなど不可能だ。
私はこの会社を、「人が自ら気づく会社」にしたい。
気づいて、旅立った。
は、
気づかずに、とどまった。
より、いいことだと思う。
水平線の向こうに行ってみたい。
と思ったら、行動を変えるしかないのだ。