プロダクトアウト的なマナー
最近、知人に
「あなたは短気だが、謙虚だ。」
と言われ、へー。と思った。
神経質なのだが、先日から連続でレストランで苦手なことがあった。
1.食べている時に、クチャクチャ音をたてる人間
2.退席時、イスを引いたら戻さない人間
3.(巷で)歩きたばこをする人間
私にとって「ありえない人」であり、とび蹴りを見舞うか、「お前はバカか」と正面から言いたいのだが、しない(できない)。
が、こういう周囲を顧みない(みれない)人間に限って、
プロダクトアウト的な特殊能力があったりする。そこは見つけ、認めないといけない。
「あいつは、マナーも守れないドキュンだが、技術だけはあったりする。」
ということだ。もし、それ(他人より強み)もないなら、ただのバカだ。
さて、マーケットインで周囲を必要以上に気にし過ぎても、小さくまとまってしまう可能性がある。一生下請け。それはそれでありだが。
派遣、アウトソーシングというマーケットイン型企業を運営していると、心構えまで小さくなりがちだ。
組織変更の必要性について
この時期は、組織変更、人事異動の時期で、顧客サイトをながめている。
当社顧客は基本的に一部上場企業が多いが、超大企業ほど3月に集中し、その中でもフットワークが軽い企業は、期の途中でも人事異動をポンポン出している。状況に対応しているのだろう。
そもそも、
”組織”というのは目標達成の手段。
である。つまり、
発生した事実や予測という発生事(Issue)
に対して
何をする(what)
があって、
それを皆で理解し(Communication)
そのうえで
実現に向かうための手段が組織(Support)
ということだ。その中に、マネジメントやら、コミットメントとかが出てくる。
当然、大企業も「組織ありき」ではない運用をしているのだろう。
大きな企業と、小さな会社とは、存在意義や行動原則が違ってくる。
たとえば、オーケストラ、とトリオみたいなものだ。
人数も、目的も、活躍する場所も、成果物も違う。
ビル・エヴァンス トリオはトリオだから成り立っているのであって、
オーケストラではないのだ。
当社は、トリオのような小ささでいい。
市場にいかに存在感を出せるか。ということになるだろう。