中大江公園にて、ふりかえる。
ふと、足を向けた。満開だ。
「お前のミッションは陣地とりだ!」
と体育会的な指示を受けたであろう、2年目程度の若手男性社員が朝から忙しい。
「それは仕事ですか?時間外手当は出るんですか?」という口答えは無し、だ。
2005年当時は事務所は自宅兼のマンションだった。
当時に集まってくれた人間と、ビル群にぽっかりとあいたこの桜の公園で、
「仕事ないよねー。」
とキャッチボールをしていた。案件は月末にチャンスを得た。
次の年、2006年にもここで、皆でバーベキューをした記憶がある。
2007年は、大阪城公園で花見をし、スタッフでのバス旅行に行き、
2008年も、大阪城公園で花見をし、家族会も催したか。
2009年が、折り返しだったかもしれない。
2010年には、海外へ社員旅行にも行った。納会も始めた。
全部、企画の言いだしは「同期の桜」を感じる性質の人間ではない私だったが、先日のMTGで、「集会」よりも「仕事の質・量」が大事であることを知った。
当時とは仕事の「質・量」が向上している自信はある。
が、一人で
「(仕事はあるけど)人がいないよねー。」
と撮った。この9年の間に人材の加入・流出を招いた。その間に自分が
「変わった。変わらざるを得なかった。変わってしまった。変わっていない。」
こともあるのだろう。
変わらず毎年咲き、散り続ける桜の幹の年輪にも事実が刻まれているのだろう。
桜を観て、過去を振り返る。
自分、社内との対話が必要だな。と感じる。