今年のテーマとして、
・あせらない
・イライラしない
・怒らない
を掲げていたが、年始早々、エンジャパンのご担当者に怒っていた。
先方からすれば
「なんやねん、コイツ!」
だろう。 私が小者過ぎて相手にならんか。
広告=水物である。代表者の一番の仕事は、「採用」である。
ライティングへの妥協はしたくない。他社の「どうでもいいような似たような広告」
右にならえには絶対したくない。
運営会社としての企業倫理、媒体の広告文化との合間で、いやな思いをさせてしまったかも。
が、問題提議にはなったはずだ。
現広告のキャッチ、
「受け身ではなく、自ら手を挙げる人、活躍中」
ときれいにおさまっている。が、私の案としては、
・Are U in the black ?
とか、毒気のあるものにしたかった。彼らも、
・捨て身だから、ベンチャー。受け身なら、ただの中小企業。
など考えてもらった。ベンチャー=捨て身はまずいが。ちゃんと生存しないと。
「ブラック企業を掲載していると誤解を受ける」
とのことだったが、
「転職希望者がその程度のリテラシーしかないから、甘い言葉につられて転職に失敗するんじゃ」
と言いたい。転職の成功度合が一番高まるのは、「転職希望先からのスカウト」だろう。
「転職広告」は、転職活動に対して「量」を担保するものである。
不動産賃貸仲介屋みたいなもので、情報の量が武器であり、質、結果までに責任は持つ必要は無い。
私は借家派なので、なんども仲介屋と話しているが、
「まともな頭脳、知性、品性 を持った仲介屋」
と話したことはない。
本当に欲しい、借りたい物件があったら、登記簿を調べてオーナーと直接交渉するのがいい。
必要なら弁護士を雇えばいい。それが毎度できないから、「仲介屋」という職業が成り立つわけだが。
広告は、「優良企業」「優良物件」がたくさんあるにこしたことはない。
非掲載企業がたくさん!とも言うが、本当の転職は、広告・仲介にはない。
「もちろん、転職してよかった!」
ということもあるが、「選択肢の中で」という話だ。ベターではあるが、ベストであるかはわからない。
それは、「転職の目的」による。 前提条件(その会社の状況、何を期待するか。自分がどういう人生を歩みたいか)にもよるが、転職はしない。というのも有利をひきつける条件となる。株で言うところの「長期保有」だ。 他社からスカウトされるような人材か否か。
話がふくらんだが、私が考えるに「水物営業」は、
・プロセスは定型化
→プランで料金が違うのは当たり前だが、仕事の進め方を定型化してほしい。
・成果は非定型化
→広告=活字が主になる以上、そこにどれだけの価値を見いだせるか。
オートメーションによって繰り出される活字などありえない。
をすべきだ。
プロセスを定型化したら、当然結果も定型化するじゃないか。
という意見もあるだろう。が、どうにもアナログな営業は苦手だ。
たとえば同じ水物として・・・
飲み屋は「気晴らし」だったり、会話の妙で、 「聞いてよ!」 を満たすサービスだ。
「いらっしゃいませ~。まずこのカルテに記入ください。」
という飲み屋はない。そりゃカウンセリングだ。
客は飲み屋に、「解決」を求めていない。娯楽も入っている。時間の制約はない。もちろん、セットウン万円という「タイムチャージ」、ではあるんだが、目的がとてもあいまいである以上、手段を明確にする必要は無い。お相手探しならお見合いパーティにいけばいい。
しかし広告には、
「解決すべき明確な目的 / 目標」
がある。手段には、カネ、品質、納期。制約が伴う。
「web広告」
だからこそ現場営業、制作任せの、いい意味で情熱的、暗黙知的な手法は不要だと思う。
キャッチコピー一つにしても、膨大な創作物があろう。それをカテゴライズして、客に選ばせるのもありだ。
キャッチ、amazon で売ってないかな。
営業や制作が介在して、「こう思います」と言われても、
「何を知っているのか。」
となる。別に効果はいいねん。やりたいようにやる。
広告についてはある程度、先方の規則には乗った。
まだまだ書きたいことはあるが、どうしても活字にすると、削がれる部分もある。
http://employment.en-japan.com/desc_711921/?aroute=1
「やりがい」は、他人と共有したり、できるものではないんじゃないか。
やり甲斐 : やること、やったことに対する、効果、対価
価値を評価するのは、人それぞれのモノサシじゃないか。と思う。
自分独自のモノサシを持つ人、求ム。