2012年新卒入社の1名の退職手続をする。
・あと30~50万円、年収設定を間違えていなければ流出は無かった。
・年50万円程度の年収差で1年いてくれるなら安いものだったし、それだけの人材であった。
・しかし、常駐で得れる経験値に限界はあるから3年で送り出すことは妥当だった。
頭を使わない慣例評価、賃金設定による失敗を悔やむ。
年収500万円以上の設定には、職能に対して自分なりのしきい値をもうけてある。
が、正しいのだろうか。
スタッフ全員、現設定より50万円多く支払うべきなのだろうか。
事務所テラスからの景色。
最近、年収が*千万~*億とかいう社長の方々と連続で会っている。
とある社長(積年の浮気がばれて、家じゅうの食器が割れた)は、
「スタッフに、月に50払うと定着率、ガンバリは維持される」
と言い、
とある社長(売上2億の時に、2億の設備投資をした)は、
「ビルの警備員さんが、そのビルのテナントの社長になることはないが、
警備会社の社長になることはあり得る。だから、IT担当はアウトソースする。」
と言う。
それぞれの社長の本質であり、経験や考えによる決断をし、指揮を執る。
社長という方々は、想像にがたい金銭的損失や、精神的負担を負いながら戦い続ける。
翻って私は、極小なことにクヨクヨすることが多いが、見習って行こうとおもう。