今のところ日本代表は生中継で試合を見ています。
そこで気づいたことに、チームワークがよくなった、です。カメルーン戦、オランダ戦を見て、以前との違い、日本のスター選手が揃っている割りに負けが込む時より明らかに粘り強いと感じました。モチベーションアップの条件として、
1.プライド
2.競争
3.チームワーク
3つであるとセミナーで教わりました。
1.プライドをくすぐり、
2.競争意識を持たせ
3.チームワークを形成する
ものですが、今回の代表では
1.開幕前4連敗によって、プライドを失い
2.国内メディアすら競争対象になった
ことで
3.チームワークがガッチリ形成された。
と考えました。活躍する中心メンバーにホンダ、ナガトモなどの若くて新しい意志、リーダーシップをもった人間がいたことで、「オレがやらなきゃ」意志が働いた。
オランダ戦のスナイデルのシュートにしても、シュートだけならナラサキ、カワグチなら止めれたかもしれない。しかし、その前に防御の連携が崩れていたかもしれない。トゥーリオ、ナカザワは29歳、30台です。カワシマは28歳です。
人間、たいてい上から言われる、「行けよ!やれよ!」には反応が鈍ります。
そして、結果に相互依存します。
「アナタのせいでしょ」「アナタが指示しなかったからでしょ」
と。日本の代表レベルでもそうでしょう。ところが、
「オレがやらなきゃ」
が芽生えだすと、いい連鎖が生まれます。オオクボやエンドウ、マツイなど、いい連鎖を感じました。代表に同年代の強みがあると思います。
「ヘタクソなりに頑張ります」
一番ピッチで闘志を出していた、トゥーリオのインタビューは一時期の代表メンバーのごう慢さはありません。
「オレがやらなきゃ」
自分で気づき、動く。そういう人材がいる会社は強いでしょう。
ただ、そんな人材はあまりいません。
だから会社やマネジメントは、目標をしっかり設定し、役割を与えなければいけない。彼らが悪いのではなく、コミットメントを取れない会社やマネジメントに責任はある。やり方を教えなければいけない。やったらほめ、やらなかったら修正しなければいけない。
目指したい姿です。