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人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社

Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

なぜ、役所というのは作業を増やすことが使命の組織なのか?

2014.10.06 カテゴリー: 仕事日記

3年に一度ほど、社会保険の調査がある。そこで間違いを指摘され、やっと修正の申請届けが終わった。

 

修正によって、遡及の支払いは労使合わせて200万円程度。

実に11月末の徴収額は350万円の見込み。 超、超、超、痛いんですけど。

 

健康保険の充実は日本が世界に誇る制度だが、

 

 生かされている人

 

を増やす制度に違いないことも事実。この、高齢社会は国民が望んだことなのか?

 

長生き=幸せなのか?

 

あっちを見てもこっちを見ても、ジジババばかりじゃないか。狭い国土だからよけいに目立つ。

 

私も来年40。昔なら完全にジジイ。肉体の衰えにジクジたる思いだ。

 

社会保険はつまり、応能負担の税金である。当然、徴税コストは安いにこしたことが無いのだが、いまだに紙で記入して申告する。

 

また、徴収結果は紙切れ一枚で通知される。月に1枚、「総額でこれだけ払ってね。」というふざけた紙がくるだけだ。

 

従業員の誰に対して、なんのために、いくら保険料を払ったかすら明確でない。

明細には調査申請を出さないといけないし、それでも金額はわからない。

いまどき、年金に期待をして生きる若者などこの国にいるのか?

富の連鎖による偏りが生きづらい世を創る。

 

  

当然、そんな成果を出してくれる組織の調査担当者に大いにかみつく。そんなことしても、意味はないのだが。

そうすると、年金による長生きした時のメリットとか、障害年金とか、出産一時金とか主張しだす。

 

は?

 

 ・なぜ、おたくらは間接的な仕事を増やすのか。

  月額変更、算定基礎の紙ベース申請など、いまどき信じられない。

  こんな複雑なフォーマットに、同じ内容を何度も記入する意味があるのか?

  所得を把握するシステムを創り、後からでも個人ごとに徴税したらよいのではないか?

  カイシャが間にはいって控除する意味があるのか?

  カイシャの私文書まで要求する本質的な意味はなんなのか?

 

 

 ・年金といっても、それぞれの人生設計は別。

  長生きもせず、家族もいない場合はなんのメリットがあるんだ。

  当然、相互扶助の観点から払わなければいけないのはわかる。

  でも、過去(戦争)の反省から、個人の自由と安全に踏み込みすぎた時代による、時代遅れの制度じゃないか。

  

 ・納付するメリットを書いた、パンフレットなどはないのか?(ないらしい)

http://www.rep1.co.jp/contents/doc/data/140910_pension.pdf

 当社でつくっている、社会保険の資料

お役所に従うこと。

それが日本国でビジネスをするルールなんです。それをみんなで守らないと土俵にたてませんよ。

 

 

というのもわかる。が、増えるのは作業だけ。

息苦しさだけ。そして、その作業をするための人間だけ。

 

 

先日は、以前取得した助成金に関する追跡調査があった。

 

 

「会社の人が減りました。仕事量は増えました。定時時間は削減しました。で、残業が増えました。でも、賃金も増えました。」

 

 

という「結果」。

 

 

働き方を重視して、納期に間に合わなかったら、信頼を失ったら、利益が出ません。雇用も確保できない。

 

 

調査担当者はそれぞれ、

 

 「マジメで、正義感のある、とてもいい人 (じゃないと、官の仕事は手伝わないだろう。)」

 

なのはわかる。

が、毎年コロコロ変わり、同じことを説明しないといけない。それこそがムダで非効率。

 

正義が個人ごとに孤立するのもよくない。

大組織によって作られた思い込みの正義も危険。

 

私は、

 

「それなりに合理的に、楽しく仕事をしていると自負」

 

がある。

 

役所の方々に、形式美の書類の書き方はありがたく教わっても、仕事の仕方、生き方まで指南される覚えなどない。

 

官主導の不合理、非効率なルールに、民を乗せることに意味があるのだろうか。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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