身の回りの使っていないものをどんどん整理実践。
買い物をしてもどんどんたまっていくばかりだったので、
「買ったら捨てる!」
これだけでずいぶん違う。
ゴルフも、特定条件(接待 / 海外) 以外にやーめた!宣言をした。
「酒もやめ、ゴルフも止め、坊さんにでもなるんか?」
それらの文化を否定するつもりはない。ステキな集い、環境、時間だが、自分の適性 かつ 投資対象 として向いていない。個人の判断基準での決断である。
実は2009年に離婚した時、相手に払った迷惑料のついでに調子に乗ってゴルフ会員権を仲介業者から購入していた。
※なお、よく言う「慰謝料」というのは定義を確認すべき。調停か裁判までいったら「慰謝料」だが、協議なら「迷惑料」なのだ。
どんな組織に属することも苦手なんだ。また、会員権なんてグレーなもんで売買の業法もないし取引市場もない。
現代のネット平準化のご時世、高貴なる家人ならともかく二流三流倶楽部での空虚なメンバーシップのメリットは特にない。維持のための年会費もかかるがな。下がった相場の値段で、知らない人に買われるのもなんだかシャクなので、この場を使って個人売買にチャレンジしようと思う。
メリデリを考えた。
【個人売買のメリット】
①(売り手、買い手とも)仲介業者への手数料(最低5万円)が不要
②相場と違う値段で売れる、買える?
③必要書類の手間は業者を使っても一緒。
④買い手との接点を楽しめる。
【個人売買のデメリット】
①買いたい人(見込み客)、買える人(顧客)、を自分で探さないといけない(これはどんな商売でも同じ)
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■Step.1:値付け (仕入れ や 市場性から考える)
■Step.2:買ってくれる人を見つける(集客・見込み客)
■Step.3:スクリーニング(面接があるらしい)
■Step.4:諸手続き (クロージング、課金完了)
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■Step1:値付け
2009年5月の購入当時の内訳は以下だ。
①株式2口(=正会員)の額面が100万円
②名義変更料が70万円(税別)
③業者への手数料で5万円(税別)
で合計、170万円超。
現在、①が1/5程度に値下がりしているのは構わない。含み損だが、勉強代だ。 税法が変わって、譲渡損の税額控除もなくなっとるがな。
会計顧問曰く、
「税収の落ち込みの激しい昨今の財政状態下で、主として趣味、
娯楽、保養または鑑賞の目的で所有する不動産以外の資産」
について税額の減免を行うのは不適当との政策的判断だそうです。 」
らしい。
では、②と③の価値って何なの?
②は、ゴルフ場の売上になるだろう。が、③の業者への広義のキックバックも含まれるんだろう。
③は、マッチングビジネス+アービトラージ(鞘抜き)も利益になるわけだ。
そもそも、会員は一種の債権者である。
なんで居丈高に債務者のゴルフ場にふるまわれなあかんのか。
やれ、ブレザー着てこいだ、半ズボンNGだ、紳士のスポーツだ。だの。
アホか!
どんだけ偉いねん。うわっつらやねん。
まったく。
一億総中流時代の名残。 ムラ根性=ムダな同胞意識の弊害。
「上流気取りの中流」
って痛くない? なんなの?このオラオラ雰囲気。
ルールを創るのはいつも上流階級。それは一代でなれるもんじゃないんだ。
とは以前に書いた。会員になって偉いネ、スゴイね。がんばったね。という、
「位置エネルギー」
が働くのは限りなく少ないコースだろう。関西で言えば、
廣野は別格として、西宮、鳴尾、宝塚、小野、神戸、とかだろうか。
これらが面白いのは、旧帝大なり進学公立高校と同じで、
「地名を冠すること価値」
だ。全く私には縁がない。幼少時に廣野GCのすぐ近くに住んでいたんだがなぁ。
ナンチャラ北高校とか、方面や細部を指すと往々にして格が下がることにリンクする。私の出身校高校である、所沢は学区3番からボンクラ高校に成り下がったようだが。
「自由」
をはき違えるとろくなことにならないいい見本だ。
もとい、そういうところは極めて排他的、老獪慇懃で儀礼的であり、さほど自由は無いらしい。60歳で若手らしいからね。社会的な地位、価値、歴史がある人間、家柄ならまだしも、にわか金持ちや若造が言っても場違いな思いをするだけだし、その文化を変えることなどできないし、替える必要もない。守るべき文化なんだろう。
それらを否定はしないし、必要なとこなんだろう。
そこに、ノブレス・オブリージュがあるならもっとイイよネ。
ま、期待できないけど。
自分の周囲にロクロクソウに住む知人がいないように、見えない知らない高貴な世界、階級はたくさんあるものだ。
ともあれ、以下ステップで進む。
まったくもって形式的で本当にバカバカしい工数だが、買っちゃったからには売るか捨てるかしかない。
自分にとってはゴミ。でも、他人にとっては宝。
は往々にしてあることだ。それなりに愛着はあったので、最終処分まで付き合おう。
【ステップ】
Step1:「買いたい。」とメールで私にコンタクト。
fukutaアットrep1.co.jp
(住所、氏名、連絡先必須)。その旨倶楽部に伝える。
Step2:ゴルフ倶楽部から、経歴書が買い希望者に届く。
Step3:倶楽部で面接。
Step4:面接OK、であれば、倶楽部の株券売買契約。
Step5:倶楽部での名義変更手続き
1.名義変更用紙(2種類)
2.写真
3.住民票(法人の場合は登記簿謄本(履歴事項全部いり)
4.印鑑証明
5.3年以上会員いる人の推薦署名
Step6:理事会とやらで入会承認後に、名変料を譲受人が倶楽部に払い込む。
しかし・・・お手盛りのしきたりですなぁ!
1.会員を転がすか(名変手数料)
2.スポンサーフィー(会員年会費)
3.入場料(プレーフィー+食事含む諸費用)
が、倶楽部の営業売上になるわけだ。カネ持ち優遇でも二番煎じ、カジュアル化だと単価下がる。
土地と税金が高く、少子化での日本でのクラブ運営は大変そうだネ。
【販売対象ゴルフ倶楽部の価格と名義変更手数料】
相場:15万円~50万円(安!)
+
名義変更料(たまに半額キャンペーンをしている)
つまり、100万円弱は必須。委細問い合わせにて対応。
【問い合わせ条件】
・匿名不可
【売り先条件】
・個人、大阪は千日前通り以南、高槻以東、姫路以西、の居住者不可。
・法人可、登記場所問わず。
・現金のみ。
・会員権業者(仕入れ)不可。
さて、売れるかな? 売れても課税所得なわけ?
ったくなぁ!